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私立桐邦音楽大学附属中学校
第8章 スカートたくし上げ
「くそっ!!」
もちろんこのまま帰れる訳がなかった。小山田が内藤とこれから何が行われるのかを想像すると居ても立ってもいられなかった。
(け、結局ストーカーかよ俺……)
校舎内に入りこっそり2人の後を付ける。階段を上る2人が踊り場で折り返すのを見計らって弘斗も登った。
最上階の4階から更に上ると屋上への出口がある。普段屋上は施錠させているので人の通行はない。そこへ2人は上がっていった。
弘斗はそこの踊り場手前で様子を窺った。
「小山田…本当にいいのか?」
「うん、いいよ。」
階段は声がよく響き会話がしっかり聞き取れた。
「じゃあいくね?スカート捲る感じでいい?」
「う、うん。…ゴクリ」
内藤の唾を飲み込む音まで聞こえた。
「はぃ……」
状況を想像するに内藤の目の前で小山田が自らスカートをたくし上げてショーツを見せているのだろう。
弘斗は胸をギュッと鷲掴みにされた思いをした。
「おおっ…き、今日も白なんだ…」
「は、恥ずかしいね…うん、白が一番多いかな。」
「そ、そうなんだ…いつも高そうなの穿いてるよね?」
「えっ?そうなの?!そんなとこまで見てたんだ。」
「自分のお小遣いで買ってるの?」
「ううん。おじさんに買ってもらってる。」
「おじさん?!おじさんって??」
「えっ?!…あっ!し、親戚の叔父さんにね!」
一瞬取り乱す小山田梨果。
(親戚の叔父さんに下着を買ってもらってる??小遣いもらって自分で買いに行ってるって事だよな。)
「……でもこの下着高いんだー、知らなかった。おじさんに悪いことしたなー」
(えっ?)
「えっ?」
弘斗も内藤も同じ反応だった。続けて内藤が疑問を問う。
「えっと自分で選んで買ってるんじゃないの?」
「えっ?!…基本的におじさんが選んだのを試着して見てもらって知らない間に会計済んでるからー…ブツブツブツブツ…」
「えっ?!なんだって?聞こえなかった。」
「えっ?!ううん、なんでもないよ!あははは!」
もちろんこのまま帰れる訳がなかった。小山田が内藤とこれから何が行われるのかを想像すると居ても立ってもいられなかった。
(け、結局ストーカーかよ俺……)
校舎内に入りこっそり2人の後を付ける。階段を上る2人が踊り場で折り返すのを見計らって弘斗も登った。
最上階の4階から更に上ると屋上への出口がある。普段屋上は施錠させているので人の通行はない。そこへ2人は上がっていった。
弘斗はそこの踊り場手前で様子を窺った。
「小山田…本当にいいのか?」
「うん、いいよ。」
階段は声がよく響き会話がしっかり聞き取れた。
「じゃあいくね?スカート捲る感じでいい?」
「う、うん。…ゴクリ」
内藤の唾を飲み込む音まで聞こえた。
「はぃ……」
状況を想像するに内藤の目の前で小山田が自らスカートをたくし上げてショーツを見せているのだろう。
弘斗は胸をギュッと鷲掴みにされた思いをした。
「おおっ…き、今日も白なんだ…」
「は、恥ずかしいね…うん、白が一番多いかな。」
「そ、そうなんだ…いつも高そうなの穿いてるよね?」
「えっ?そうなの?!そんなとこまで見てたんだ。」
「自分のお小遣いで買ってるの?」
「ううん。おじさんに買ってもらってる。」
「おじさん?!おじさんって??」
「えっ?!…あっ!し、親戚の叔父さんにね!」
一瞬取り乱す小山田梨果。
(親戚の叔父さんに下着を買ってもらってる??小遣いもらって自分で買いに行ってるって事だよな。)
「……でもこの下着高いんだー、知らなかった。おじさんに悪いことしたなー」
(えっ?)
「えっ?」
弘斗も内藤も同じ反応だった。続けて内藤が疑問を問う。
「えっと自分で選んで買ってるんじゃないの?」
「えっ?!…基本的におじさんが選んだのを試着して見てもらって知らない間に会計済んでるからー…ブツブツブツブツ…」
「えっ?!なんだって?聞こえなかった。」
「えっ?!ううん、なんでもないよ!あははは!」