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私立桐邦音楽大学附属中学校
第9章 中学生らしい下着
「室賀くん、今日はありがとう。すごく上達した気がするよー。室賀くんピアノも弾けるんだね。」
結局その後も弘斗は小山田の練習に付き合い自分の練習はできなかった。
「い、いやー。」
しかしご褒美とは言われなかったが駅までの下校を小山田と共にできることになった。
「お、小山田。聞きたいことがあるのだけど……」
「ん?なに?」
駅までの道すがら2人は会話をしながら歩く。
「え、えと……お前は内藤が好きなのか?」
「え?特には。」
「あ、あ、そ、そうなんだ…」
(ですよねーーー!!)
心からほっとする弘斗。
「チョコの件?女の子たちからもみんなに聞かれたよー」
「そ、そか。だよね、ちょっとした騒ぎになったし。」
「あれはお礼なの。」
弘斗は勇気を出してその件について聞いてみることにした。
「……し……下着を2人で選んだって……本当?」
「えっ!?聞いたのね。うん、そうなの。」
「ど、どういうこと?」
「いつも穿いてる下着が中学生らしからぬと言われたから普通の中学生はどんな下着を着てるのか内藤くんなら詳しいかなーと思って。」
「じ、女子に聞きなよ!」
「うーん、女の子だと個人の主観が入って参考にならないかなーって。……それとー」
「そ…それと?」
すると小山田は歩く弘斗の前に回り込み、魅力的な笑顔で見上げこう答えた。
「同年代の男の子はどんな下着に興奮するのかなーって。うふふ……」
(ドキッ……かわいすぎるっ!!!)
「そそそそ、それで内藤と一緒に下着を選びに行ったんだ?」
「行った?」
「し、下着売り場に行って……試着とかしたんでしょ?」
「あー!…うん、内藤くんが選んだ下着を私が試着して見てもらったの。」
「う……嘘だろ……そ、そんなのダメだよ……」
「室賀くんも見たことあるじゃん、私の下着姿。」
「あ!あれは事故だし!ダメだよ!そんなっ!!」
ズキズキと心が傷んだ。
結局その後も弘斗は小山田の練習に付き合い自分の練習はできなかった。
「い、いやー。」
しかしご褒美とは言われなかったが駅までの下校を小山田と共にできることになった。
「お、小山田。聞きたいことがあるのだけど……」
「ん?なに?」
駅までの道すがら2人は会話をしながら歩く。
「え、えと……お前は内藤が好きなのか?」
「え?特には。」
「あ、あ、そ、そうなんだ…」
(ですよねーーー!!)
心からほっとする弘斗。
「チョコの件?女の子たちからもみんなに聞かれたよー」
「そ、そか。だよね、ちょっとした騒ぎになったし。」
「あれはお礼なの。」
弘斗は勇気を出してその件について聞いてみることにした。
「……し……下着を2人で選んだって……本当?」
「えっ!?聞いたのね。うん、そうなの。」
「ど、どういうこと?」
「いつも穿いてる下着が中学生らしからぬと言われたから普通の中学生はどんな下着を着てるのか内藤くんなら詳しいかなーと思って。」
「じ、女子に聞きなよ!」
「うーん、女の子だと個人の主観が入って参考にならないかなーって。……それとー」
「そ…それと?」
すると小山田は歩く弘斗の前に回り込み、魅力的な笑顔で見上げこう答えた。
「同年代の男の子はどんな下着に興奮するのかなーって。うふふ……」
(ドキッ……かわいすぎるっ!!!)
「そそそそ、それで内藤と一緒に下着を選びに行ったんだ?」
「行った?」
「し、下着売り場に行って……試着とかしたんでしょ?」
「あー!…うん、内藤くんが選んだ下着を私が試着して見てもらったの。」
「う……嘘だろ……そ、そんなのダメだよ……」
「室賀くんも見たことあるじゃん、私の下着姿。」
「あ!あれは事故だし!ダメだよ!そんなっ!!」
ズキズキと心が傷んだ。