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私立桐邦音楽大学附属中学校
第10章 少女らしいブラジャー
「1867年大政奉還!翌年1868年明治維新!」
「大丈夫?治まった?」
「う…うん。」
小山田が服装を整えている間、勃起を治めるため社会の教科書を読んでいた弘斗。
「我慢しないで出しちゃえばよかったのに……それになんで教科書?」
「だ!?だす?!」
(せ、清楚な小山田から発せられる単語とは思えないぞ?!)
「男の人は“ぼっき”すると歩けないんだね。」
(小山田の可愛い口から次々と卑猥な単語が……)
「いや、歩けるけど恥ずかしいし……」
「ふーん。もう歩ける?」
「う、うん。」
「じゃ、いこ?」
「うん。」
プレハブ小屋の前に先ほどの管理人の老人がいた。
「おじいさんありがとう、お邪魔しました。」
「ふふ、ありがとうはこっちのセリフだよ。お嬢ちゃんにはいつも“元気”を貰ってるからね。」
(???)
「……それはよかった。」
(小山田……?少し赤くなった?)
「またおいで。」
「うん!」
弘斗もその老人と目が合ったので会釈をして集積所を出た。
駅の改札を抜けホームに降りた2人。
「室賀くん、今日は色々ありがとう。」
「い、いや。」
「室賀くんちょっと屈んで?」
「な、なに?」
長身の弘斗を屈めて小柄な小山田は
彼の耳元でこう囁いた。
「室賀くんの反応……すっごい興奮しちゃった……」
「えっ……(ドキッ……)」
「ん…じゃあまたね。」
小山田梨果は少女の芳香を残して下り列車に乗って行ってしまった。
ドキドキが止まらなかった。
「大丈夫?治まった?」
「う…うん。」
小山田が服装を整えている間、勃起を治めるため社会の教科書を読んでいた弘斗。
「我慢しないで出しちゃえばよかったのに……それになんで教科書?」
「だ!?だす?!」
(せ、清楚な小山田から発せられる単語とは思えないぞ?!)
「男の人は“ぼっき”すると歩けないんだね。」
(小山田の可愛い口から次々と卑猥な単語が……)
「いや、歩けるけど恥ずかしいし……」
「ふーん。もう歩ける?」
「う、うん。」
「じゃ、いこ?」
「うん。」
プレハブ小屋の前に先ほどの管理人の老人がいた。
「おじいさんありがとう、お邪魔しました。」
「ふふ、ありがとうはこっちのセリフだよ。お嬢ちゃんにはいつも“元気”を貰ってるからね。」
(???)
「……それはよかった。」
(小山田……?少し赤くなった?)
「またおいで。」
「うん!」
弘斗もその老人と目が合ったので会釈をして集積所を出た。
駅の改札を抜けホームに降りた2人。
「室賀くん、今日は色々ありがとう。」
「い、いや。」
「室賀くんちょっと屈んで?」
「な、なに?」
長身の弘斗を屈めて小柄な小山田は
彼の耳元でこう囁いた。
「室賀くんの反応……すっごい興奮しちゃった……」
「えっ……(ドキッ……)」
「ん…じゃあまたね。」
小山田梨果は少女の芳香を残して下り列車に乗って行ってしまった。
ドキドキが止まらなかった。