この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
私立桐邦音楽大学附属中学校
第11章 学内音楽会
学内音楽会当日、弘斗と直江は最後の合わせをしようと朝から音楽室に向かった。しかし第1、第2音楽室共に使用中だった。

「そりゃ考えることは誰も一緒だよな。」

遅刻せずに登校した弘斗が呟く。

「まあ充分練習したから大丈夫だろ。」

直江は落ち着いていた。

「しゃーない。教室に戻るか。」

「ああ。」


教室に着き荷物を降ろすと窓から外を見下ろす。

(小山田……)

小山田梨果が角山奏音と共に校門に入る姿が見えた。

「なあ直江、見てみ?」

「ん?なんだ?……ああ。」

弘斗が呼ぶと直江も窓の外のその美少女2人に気付く。

「なんだか角山の機嫌が悪そうだな。あの2人喧嘩でもしてるのか……?」

角山をずっと見てきた直江には彼女の機嫌も一目でわかるらしい。

「小山田も元気がなさそうだな。」

「そうだな。今日本番なのに大丈夫か?あの2人。」

「……」


「おーい、出席した者からホールに移動しろよー」

担任が皆に声をかけた。

「行くか。」

「ああ。」
/114ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ