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私立桐邦音楽大学附属中学校
第12章 下着姿で謝罪
「ねぇ室賀くん。」

急に声のトーンを落とす小山田。

「な、なに?小山田。」

「前の私の身体と今の私の身体。なにか変わった?」

「えっ?」

その質問が妙に真剣に聞こえた弘斗は小山田を直視した。
目の前に立つ小さな少女。学校の音楽室という不自然な空間に下着姿で佇む。

「よく見て。」

「わ、わかった……」

相変わらずホクロ一つ無い白く美しい肌、華奢な体躯とスラリと長い手脚。膨らみかけの小ぶりな乳房は純白のブラジャーによって谷間が形成され、細くくびれたウエストを下ると同じく純白のショーツに包まれた柔らかそうな下腹部が艶めかしく、性器に食い込むスリットが弘斗の目を釘付けにした。

「どう?前と変わった?」

「ううん。全然変わってない。とても綺麗だよ。」

(うわわわわ!思わずとても綺麗だよなんて言ってしまった!!)

内心で焦る弘斗をよそに小山田梨果は呟いた。

「よかった……」

「…本当に何があったんだい?」

「内緒っ!でも変わってないって言われて安心した、ピアノ弾こう!」

下着姿のまま再びピアノを弾き始める小山田。

「お、おい…服着なよ…」

構わず下着姿のまま演奏する小山田。そのたびにプルプルと弾む乳房。女の子の部分は気になるし雑な演奏も気になるしで弘斗はのぼせそうだった。
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