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私立桐邦音楽大学附属中学校
第15章 小山田のキノコ料理
混浴での出来事を細かく詳しく問い質した。だが聞けば聞くほど心が痛んで仕方がなかった。
それはそうだ、恋する同級生女子が不特定多数の男たちに裸体を晒したのだ。思春期男子にとってこんなショックな話はなかなかないだろう。
しかし本題の疑問は解決していない。落ち込む心を奮い立たせて質問を続ける。
「そ、それでそれがキノコ料理とどう結びつくの?」
それに小山田梨果は声を小さくしてこう答えた。
「あのね、男の人が私の裸を見るとおちんちんが大きくなるの。」
「……」
そうだ、混浴風呂で大勢の男たちに裸を晒したということは、逆に大勢の男たちの性器を小山田梨果が目にしたことになる。
弘斗にとって泣きっ面に蜂だ。心が腫れ上がる気持ちを抑えながら小山田の話を聞き続ける。
「私なんかの子どもの裸見て普段社会で常識的な生活をしているであろう大人たちがあんな公共の場で“ぼっき”するなんて!と思うとたまらないの。」
弘斗の気持ちをよそに恍惚とした表情をする少女。
「……ちょっと小山田が何いっているのかわからないよ。」
それはそうだ、恋する同級生女子が不特定多数の男たちに裸体を晒したのだ。思春期男子にとってこんなショックな話はなかなかないだろう。
しかし本題の疑問は解決していない。落ち込む心を奮い立たせて質問を続ける。
「そ、それでそれがキノコ料理とどう結びつくの?」
それに小山田梨果は声を小さくしてこう答えた。
「あのね、男の人が私の裸を見るとおちんちんが大きくなるの。」
「……」
そうだ、混浴風呂で大勢の男たちに裸を晒したということは、逆に大勢の男たちの性器を小山田梨果が目にしたことになる。
弘斗にとって泣きっ面に蜂だ。心が腫れ上がる気持ちを抑えながら小山田の話を聞き続ける。
「私なんかの子どもの裸見て普段社会で常識的な生活をしているであろう大人たちがあんな公共の場で“ぼっき”するなんて!と思うとたまらないの。」
弘斗の気持ちをよそに恍惚とした表情をする少女。
「……ちょっと小山田が何いっているのかわからないよ。」