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わたくしごと
第1章 最初の性的暴行。
それは、7月の初旬の日曜日の夕暮れ。
友達の家まで自転車で遊びに行って、その帰り道に自分の通っている学校を通り抜けて帰る途中のこと。
ついこの間、学校で七夕会があった。
体育館の前に、各クラス毎の笹の木が括り付けてあった。
その笹の葉に、皆が短冊に思い思いの願い事を書いて、笹の葉を飾る。
一人だったやよいは自転車を止めて、一人でその短冊の願い事を眺めていた。
『サッカー選手になれますように』
『背が高くなりますように』
『医者になれますように』
思い思いの願い事を見てるのは、なんだか秘密の宝箱を覗いているみたいで、ドキドキした。
すると、体育館の隣の駐車場に1台の車が止まった。
そのことに気付かず、やよいは一つ一つ見える範囲の短冊を一生懸命見ていた。
車から一人の男の人が降りてきた。
海パン姿で、バスタオルを手にして。
『ちょっと良いですか?』
その青年は、笹の葉を一生懸命見ていたやよいに声をかけた。
その青年は、近くの川で川遊びをして着替えるところを探していると言う。
ここに学校があるから、そこでなら着替えるところがあるのではないのかと聞いたので来たと言う。
一緒になって、着替えられそうな場所を探し、『誰かが通りかかかると恥ずかしいから』と、見張りまでしていた。
友達の家まで自転車で遊びに行って、その帰り道に自分の通っている学校を通り抜けて帰る途中のこと。
ついこの間、学校で七夕会があった。
体育館の前に、各クラス毎の笹の木が括り付けてあった。
その笹の葉に、皆が短冊に思い思いの願い事を書いて、笹の葉を飾る。
一人だったやよいは自転車を止めて、一人でその短冊の願い事を眺めていた。
『サッカー選手になれますように』
『背が高くなりますように』
『医者になれますように』
思い思いの願い事を見てるのは、なんだか秘密の宝箱を覗いているみたいで、ドキドキした。
すると、体育館の隣の駐車場に1台の車が止まった。
そのことに気付かず、やよいは一つ一つ見える範囲の短冊を一生懸命見ていた。
車から一人の男の人が降りてきた。
海パン姿で、バスタオルを手にして。
『ちょっと良いですか?』
その青年は、笹の葉を一生懸命見ていたやよいに声をかけた。
その青年は、近くの川で川遊びをして着替えるところを探していると言う。
ここに学校があるから、そこでなら着替えるところがあるのではないのかと聞いたので来たと言う。
一緒になって、着替えられそうな場所を探し、『誰かが通りかかかると恥ずかしいから』と、見張りまでしていた。