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謀殺された王子は 復讐者として淫らに返り咲く
第15章 ウッダ村の民兵
すかさず彼の身体に手が伸びる。ひとりでは無い。彼を取り囲んだ四人分の手だった。
「身体までおキレイなこった」
ある男がシアンの手首を取って頭上に上げ、さらけ出された二の腕の内側を別の手が撫でる。それぞれの脚もさっそく左右から捕らえられた。
彼等は思い思いにシアンの滑らかな肌の感触を味わう。
「この村にギョルグがまぎれてるなんてな。息抜きはひさびさだ」
「い~い肌だなぁ。触りごこちが最高だぜ?」
「どれ、こっちも……」
両の乳首には別々の男の口が食い付いた。
右の突起はちゅぱちゅぱと唇で吸引され、左のほうは舌先を使い転がされる。
シアンは目を閉じて息を吐く。
両の乳首を異なる緩急で責められ、炙られるような快感が身体の中を這った。
「ハァっ…‥ハァっ‥…」
シアンの脚を抱いた二人の男は、揺れ始めた彼の膝を押さえつけ、我先にと下着の布をほどいていく。
下生えの無い股間にぶら下がった男根が、締め付けから解放されて小さく脈打った。
「女みたいな顔して付いてるモンは付いてんだな……へへへ。厭らしい形してやがる」
「こっちの穴は掃除してんだろうな?」
「はぁっ、はぁっ、ッ………ご心配…なく…」
「ならぞんぶんに遊べる」
そう言って男は菊門の入口を親指の腹で弄りだし、前に回した指でふたつの双果を揉みしだいた。
その先の幹は別の男の手がにぎって、前後に扱き始める。
「あ、ぁぁ…ッ」
「…っどうだ?四人がかりで触られんのは。ハァハァ…ほら…先っぽも気持ちよくしよーな?」
菊門と双果を弄る男が、他方の手を先端の膨らみに伸ばした。まだ勃起途中のそれを挑発するように、こしょこしょと先っぽを掠める。
「あ//‥あ‥…ッ‥…そこ……//」
それぞれの男が好きなように彼の身体を味わうものだから、翻弄されるシアンの熱はあっという間に全身へと広がった。
まるで無数の虫に襲われているかのように舌と指が這い回る。
「おお良い声だすなぁお前さん、腰にくるぜ」
「…ッ…//‥ァッ」
「乳首とチンポどっちが好きなんだ?ほら、ハハッ」
「──ッッ…!! アッ!あああ」
「ハハハッ!跳ねる跳ねる!」
竿も鈴口も……一本の陰茎を二人がかりで弄ばれる。
反射的に悶える手足は四人の男にしっかりと抑えられていた。