この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
謀殺された王子は 復讐者として淫らに返り咲く
第29章 地下の陰謀
シアンの下半身には強烈な異物感と、焦げるような愉悦の波が襲い来る。慣れたソコは油の滑りのおかげで、ヌルんと奥までくわえてしまった。
「‥‥…ふ‥グッ‥‥!!‥…んんっ‥‥ん、ふう゛‥…ッッ‥‥!」
「はぁはぁ…どうだよ!?おら!賤人がよ!」
「‥ふッんんん!」
「はぁ!はぁ!はぁ!…っ…へへ、気持ち~か??おら!」
乱暴な律動がシアンを犯す。深いところを抉ってくる。
声をあげれず代わりに暴れた足は別の男が捕まえた。他にも、手持ち無沙汰な男達の手が、シアンを追い詰めようと身体中を這い回る。
両の乳首はつままれ、引っ張って捏ねくり回された。晒された脇や横腹にも、分厚い掌が悪戯する。
もちろん最も弱い股間の屹立には何人もの手が群がり、根元から先端の膨らみまで……好き放題に揉まれ撫でられた。
「んー‥…ッッ//…─ふっううう…ぅぅ‥‥ッ‥!んん‥//」
まるで " 玩具 " を与えられた子供
──いや違う
『 食料と寝床さえ与えてやれば満足する
アレらは……まるで家畜だ 』
餌を与えられた 家畜 なのか
今の彼等の興味は、貴族に与えられたシアンという餌を貪ることにあった。シアンの存在が惨めであればそれだけ、彼等の自尊心は満たされる。
今も、限界まで快感を高められたシアンが口を塞がれ苦しむ顔に夢中だった。
「はははは!息できなくて可哀想になぁ?おキレイな顔が不細工になってるぞ?ハァハァ…っ…肌も…真っ赤で…」
「‥‥//…ううぅッ‥んふぅ‥‥っ‥‥ふ‥」
「あーだか 目 が……まだ……生意気だな、睨みやがって」
「……っ」
剛直を突っ込まれ息ができない間にも、限界をむかえた股間からは白蜜が吹き上がり男達を喜ばす。
……それでも意識を保つふたつの瞳が、口腔を犯す男を静かに見据えていた。
「おいもっと激しくしろよお前ら!白目むくまでイカせまくれ」
男達の興奮でむせかえる牢獄。
汗と油と──吐き出される体液とで厭らしい匂いが、外の日が暮れた後も消えずにたち込めていた。
──