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妄想実現SMクラブ 「Five Hours」
第4章 完璧緊縛主義者の男
ジュンさんが私のお尻あたりに腰を下ろした。

「ちょ…ちょっと…待って…」

彼の足で私の太ももが挟みこまれる。膝下をバタバタさせても彼の背中には届かなかった。お尻に乗るジュンさんの重みで、腰を捻るには無理があった。
ギチギチに縛られていた上半身は、うつ伏せのため全く動かなかった。時間オーバー、失敗したテスト、縄を持って、うつ伏せの体を固定する。もっと縛られてしまうと気持ちに胸がいっぱいになる。

「ぁぅ…」
背中の縄がゆっくり引かれ、私の胸が少し浮いた。
胸に食い込む縄のせいで、変な声が出て、全身の力が抜けた。
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