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妄想実現SMクラブ 「Five Hours」
第1章 開かれた扉
『準備中』のプレートがドアノブにかかっていた。仕方がないので優季さんに電話をした。
バーの前にいる事を伝えると、バーの扉が開き、黒髪を後ろに束ねた、小柄で細身の女性が出てきた。外見からして40代前半だと思った。
「美智子さん?」
優季さんの呼びかけに私は、「はい、そうです」と答える。
優季さんはバーの黒い扉を開け、私を店内に案内した。中にはビリヤードテーブルが8台置いてあった。ダーツボードも2つ壁につけられていた。カウンターや小さなテーブルもあり、どこにでもあるような普通のバーだった。でもどうしてここが…そんな気持ちを察したのか、優季さんが口を開いた。
「面接はここですることにしているの。会員さんと女性キャストの秘密は守りたいの。ごめんね、クラブの場所は明かせないの」
お店のホールに立つ優季さんは、慎重に、そして落ち着いて話をしていた。
バーの前にいる事を伝えると、バーの扉が開き、黒髪を後ろに束ねた、小柄で細身の女性が出てきた。外見からして40代前半だと思った。
「美智子さん?」
優季さんの呼びかけに私は、「はい、そうです」と答える。
優季さんはバーの黒い扉を開け、私を店内に案内した。中にはビリヤードテーブルが8台置いてあった。ダーツボードも2つ壁につけられていた。カウンターや小さなテーブルもあり、どこにでもあるような普通のバーだった。でもどうしてここが…そんな気持ちを察したのか、優季さんが口を開いた。
「面接はここですることにしているの。会員さんと女性キャストの秘密は守りたいの。ごめんね、クラブの場所は明かせないの」
お店のホールに立つ優季さんは、慎重に、そして落ち着いて話をしていた。