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さようならも言わずに~恋は夢のように儚く~
第2章 壱
 あの娘がいると思うと、何故か心が逸る。
 嘉門はつとめて平静を装いながら、ゆっくりとした脚取りで店の前を横切ろうとした。何げない仕種でつと視線を動かすと、やはり、その場所に娘はいた。店先の帳場に座り、一心に本を読んでいる。学問の苦手な嘉門にとっては、何をそんなに熱心に読んで愉しいのかと思うけれど、娘は嘉門の存在など眼にも入らぬ様子で没頭しているようだ。
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