この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
さようならも言わずに~恋は夢のように儚く~
第2章 壱
「いつも、その場所に座っているのだな。たまには外に出て気散じでもせぬのか」
 娘が少し躊躇いを見せた後、立ち上がった。
 前後に肩を上下させながら、覚束ない脚取りで歩いてきた娘を見た時、嘉門は己れの無神経さを本気で恨んだ。
 ―娘の右脚が不自由なのは明らかだ。脚を踏み出す度に、右脚を引きずっている。
「ご覧のとおり、脚が不自由なのです」
「す、済まぬ」
 嘉門は更に頬が紅くなるのを自覚した。
/150ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ