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さようならも言わずに~恋は夢のように儚く~
第2章 壱
 その主な原因としては、ひとえに母の態度によるところが多かっただろう。母は公方さまとも縁戚関係にある親藩大名松平越中守親嘉(ちかよし)の一人娘であった。
 親嘉は頭脳明晰で人柄も清廉潔白、時の将軍家のお憶えもめでたく、いずれは老中にまで出世するのではと一部では早くからひそかに囁かれていた人物であった。老中は幕府の要職である。母はその姫君として幼時からあまたの奉公人にかしずかれて大切に育てられた。
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