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さようならも言わずに~恋は夢のように儚く~
第3章 弐
「これは、いつぞやの礼だ」
 無造作に差し出した櫛を、お都弥は両手で押し頂くように受け取った。
「このような高価なものを頂いて、本当によろしいのでございますか」
「構わぬ」
 嘉門は照れ隠しもあって、やや憮然として呟くと、お都弥の手から櫛を奪うように取り、手ずからその髪に挿してやった。
「よく―似合うと思うぞ」
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