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僕のとなり
第8章 薔薇
「女ってことさ…」
そう言うとまたキスをしてくる。
優真は何度か経験があるようだったけど、僕は男とセックスするのは初めてだった。
優真がキスをしながら僕のペニスに触れてくる。
その触れ方がとてもいやらしかった。
優真は毛布の海に潜っていった。
そして、僕のペニスを口に含むとフェラしてゆく。
「あ、ふっ、あぁ…」
声を押し殺そうとしても無駄な抵抗だった。
優真は身体のどこがどれだけ気持ちいいのかを知っている様だった。
僕の身体中を舌先でチョロチョロと嘗め回してゆく。
その刺激でもっとペニスが固く大きくなるのが分かった。
「男同士でも、感じるだろ?」
優真はそう言ってくる。
僕は、何も言えないまま彼に身を任せた。
「ゆ、優真、ぼ、僕、初めてなんだけど…」
「心配するな、俺が全部知ってる、任せておけ…」
それを聞くと安心もしたけど、これからどうなるんだろう、と思ってしまう。
でも、肌の温もりは女性のそれと余り変わらなかった。
肌の温もりに男女は関係ないのだとその時感じたのだ。
優真に抱きしめられる度に、身体全体で感じてしまう。
この感覚はなんだろう。
僕も優真の身体を舌先でチョロチョロと愛撫し始める。