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JS姉妹の家族の禁断の物語
第44章 翌、日曜日の和也と竹内4
「美羽・・・そろそろ、帰ろうか?」

「えっ!?ヤダ!今日は和也とここで泊まるの!❤」

「泊まる?さすがに、それは無茶だって・・・」

「なんで?❤」

「なんでって・・・妻にバレたらヤバいって・・・」

「いいじゃん❤また仕事でトラブって、徹夜になるっていうことにすれば❤」

「美羽・・・」

『美羽は俺が何を言っても・・・だよな・・・まっ、早苗も浮気しているはずだし、いいか・・・』

「和也❤何考えているの?❤今日は、泊りでいいよね!❤ねっ!!❤和也!!!❤」

「ああ・・・わかったよ・・・じゃぁ、腹減ったからルームサービス頼むか」

「うん!❤じゃぁ、メニュー一緒に見よ!❤」

『年の差12歳・・・直属の部下・・・俺は妻子持ち・・・どう考えても真面じゃないよな・・・』

「ね~っ、和也❤今夜は贅沢してもいいよね?❤記念だしね!❤」

「あっ、ああ~いいとも・・・」

「じゃあ・・・これと・・・これ!❤」

美羽はメニューの中で一番高い、赤ワインと和牛ステーキを指差しした・・・

『マジかよ・・・美羽のヤツ、遠慮なしだな・・・』

そして美羽は自分でフロントに電話し、注文をした・・・

程なく料理が運ばれ、2人は贅沢な食事を堪能した・・・

「和也・・・❤」

「なんだ?」

「わたし、すっごく幸せ・・・❤怖いくらい・・・❤」

『そりゃそうだろ・・・違う意味で俺だって怖いよ・・・』

美羽の想いを受入れる覚悟を固めていた和也だが、心の中でモヤモヤしていた・・・

「和也、何考えているの?❤」

「えっ、ああ・・・何でもないよ・・・」

「ね~っ、お風呂入りたい❤和也❤」

「ああ・・・美羽、お湯入れて、先に行ってて・・・」

『さて、早苗のヤツ、もう家に帰っているはずだよな・・・』

和也は、美羽がバスルームに入ったことを確認し、スマホを操作しGPSの位置を確かめた・・・

『マ、マジかよ!!早苗のヤツ・・・いったい、何をしているんだ・・・』

GPSが示した位置はなんと、LOVEホテルSMの館から動いていなかった・・・

慌てた和也は、自宅に電話をかけた・・・

しかし・・・

『おい、おい・・・なんでだよ・・・なんでこの時間にだれも出ないんだよ・・・嘘だろ・・・』

電話の呼び出し音は鳴るものの、誰も出ない・・・和也は激しく動揺した・・・
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