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12歳年下の彼とバレンタインする話
第10章 2月14日 バレンタインデー

いつも…えっちしてる
リビングの脚付きのマットレスに
こっちに横になるように促して来て。

フランネルの毛布を捲って、
間に入りやすいようにしてくれるから。
巻いていたバスタオルを外して
全裸になってその間に潜り込むと。
自分の素肌にふわふわとした、
フランネルの毛布の感触がする。

『チョコレート味の巴さん、
頂いちゃいますね?』

置いていたチョコレートの
味と香りのするローションの
蓋を港斗が開けると自分の指先に
チョコレートの色をした
ローションを乗せると。

ぬりゅ…と…巴の
おっぱいの乳輪に乗せて来て
ひんやりとしたローションの
冷たい感覚に巴がビクッと
身体を毛布の中で跳ねさせた。

「……んんっ…!」

『……冷たかった…ですか?』

「……ちょ…、ちょっと…ッ…」

頬を少し膨らませながら、
ローションが冷たかった事を
巴が港斗に抗議すると、
よしよしと…頭を宥める様に
彼によしよしされてしまって。

『こっちの乳首にも…
ローション…ヌリヌリしましょうか…』

こっちも冷たいよって
そう言う意味なのか
彼がそう…こっちに言って来て。
まだローションを塗って無い方の
おっぱいの先の…突起にも
指に乗せたローションを
ヌリヌリと…指で塗り込んで来る。

一度…塗り込んで置いて、
更に追いローションをして
ぬるんぬるん…にした先っちょを
クリクリと…指先で小さな円を
描きながら左右同時に弄って来て。

びく…ん…ッ…と身体が
左右の先を同時に愛撫される
快感に震えて小さく跳ねる。

『巴さん…気持ちいい…ですか…?』

すぐ目の前の距離で…、
彼がそうこっちに問いかけて来て。
彼と至近距離で目が合ってしまって。
そのまま…吸い寄せられる様に
お互いの唇と唇を寄せ合って
重ね合ってキスを交わす。
ビクッと…身体が…跳ねてしまうけど
彼の身体と脚付きのマットレスの間に
サンドイッチされて…私が
気持ち良くなって身じろごうと…
その与えられる快感から…
逃れる事が…出来る訳…は無くて。

にゅる…と…唇と唇の間から
中に割り込んで侵入して来た
彼の舌に舌を絡め取られて。


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