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12歳年下の彼とバレンタインする話
第2章 2月7日の水曜日
あの…森園美海への復讐劇の裏で、
前嶋さんは…元婚約者の女性のお家に
何度も…話をしに訪れていた様で。
その説得の甲斐もあって、
元婚約者の女性と…前嶋さんの
結婚も…あっちのご両親に
認めて貰えたのだそうだ。
「じゃあ…森園美海の話があったけど、
前嶋さんの婚約者の女性は…
前嶋さんの事が嫌いになったって
訳じゃなかった…んだ…
でも…、良かった…ぁ…。
それを聞いて…安心したと…言うか…」
前嶋さんは…いつまでも
森園美海の事を引きずってる
小林さんの事を…立ち直らせようと
あの…森園美海の公開処刑の話を
小林さんに持ちかけたみたいだけど。
まぁ周囲の盛り上がりとかもあって、
被害者の会も発足して。
息子にちょっかい出して来てた
森園美海の事は、港斗君の働いてる
病院の院長先生も…気に入らなかったから。
そっちも…大分、協力してくれたみたいで。
だから…あの…公開処刑の場の
あの同僚の人の結婚式も
結婚式の場を…借りる形になるからと
院長先生が…大分…融通を
聞かせてくれた…みたい。
でも…みんなのお祝いしたいって
気持ちも…伝わって来る
素敵な結婚式だったなぁって。
前嶋さんの結婚式は5月らしく、
港斗君と私と、葵ちゃんと
小林君にも来て欲しいと。
前嶋さんが言っていると言う事だった。
『良かったですよね?…前嶋さんの所も
誤解が解けて、婚約者の人と
ちゃんと…結婚できる事になって』
「うん…良かった…」
『今度は春の結婚式ですし、
また…新しいドレス買いに行きましょうよ』
「あのふたりも…上手く行くといいな…」
巴が…葵と小林の事をそう言って。
港斗もそれに…同じ考えを示した。
キッチンからお湯張りが出来たと
お知らせがメロディと聞こえて来て。
彼と一緒にお風呂の用意をして
バスルームへと向かった。
頭と顔と身体を綺麗にして、
一緒に狭い浴槽に浸かる。
キスをしながら…浸かっていると
おっぱいも…弄られてしまって居て。
クリクリと…指先で…
先の突起を弄られる。
「んっ…あん…ッ、
もう…港斗君…あっちに…行ってからッ」
『良いじゃないですか、
ちょっとだけ…ですから…』