この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
君とセカンドラブ
第11章 誠一の火遊び

東京駅には妻の葵が出迎えてくれていた。

「子供じゃないんだから一人で帰れるのに」

迎えにきてもらって小躍りしそうなほど嬉しいのに、なぜか心にもない言葉を発してしまう。

「だって…あなたに早く会いたかったんですもの」

そう言って甘える葵は
ほんの数日会えなかっただけで
やけに色っぽさが増した気がした。

東京駅から在来線のJRに乗らずに
誠一はタクシー乗り場に足を運んだ。

「えっ?タクシーで帰るの?
勿体ないわ」

「だって電車だと葵とイチャイチャ出来ないからね」

その言葉どおりに
タクシーに乗り込むと、すかさず葵の股間に手を差し込んできた。

「もう!あなたったら…」

拒むセリフを口にしながらも
葵だって早く触って欲しくてウズウズしてたのだろう。
手を差し込みやすいように股をスッと開いた。

「出張の間、寂しかったろ?」

「え…?、ええ、そうね寂しかったわ」

なぜだか返答に少しだけ間があったような…
まさか、誰かと浮気でも?
そんなはずはないか?
浮気などしていたら、こんなに素直に自分の指を受け入れる筈もないか…

単なる杞憂だと
誠一はあえて葵を疑うことはしなかった。

葵にしても
まさか夫が出張の間に
義理とはいえ息子と深い関係になったなどと
口が裂けても言えるはずもなかった。

/291ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ