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君とセカンドラブ
第11章 誠一の火遊び

「いや、よしておくよ…
あ、君に不満がある訳じゃないんだよ
俺が若ければ時間を目一杯使って君を抱きたいさ」

その証拠にほら。
そう言って誠一は腰に巻いたバスタオルを外して、すっかり萎れているペニスを見せた。

「つまんない…もう一度逝かせて欲しかったわ…」

「じゃあ、こうしよう
今度は君が東京に遊びにおいで」

その時にこの続きをしようじゃないかと
誠一は星羅に名刺を一枚あげた。

「ほんとに?遊びに行ってもいいの?」

「ああ、その時は連絡しておいで
ホテルを取っておいてあげるから」

ソープ嬢に肩入れするなんて
我ながら情けないと思ったが
一期一会とはいえ、一度は抱いて深く逝きあった仲なのだから、もう一度会いたいと心からそう思った。
名刺の裏に自宅住所もメモして
遊びに来ればいいと手渡してあげた。

時間がきて、部屋を出ると店の外に川原所長が
ニタリと意味深な笑みを浮かべて出迎えた。

「どうです?秋田美人も満更じゃなかったでしょ?」

「ええ、まったくその通りです
機会があればまたこっちに遊びに来たくなりましたよ」

郷里を褒めてもらえたことで
川原は得意気に鼻の穴を膨らませて
「そうなんです、いいところなんですよ秋田は」と
まるで観光大使のように胸を張った。

翌朝、腰が異様にダルかった。
『やはり50半ばのオヤジがあんなに頑張るもんじゃないな』と
昨夜のソープランドの戯れを後悔しながら
東京に帰るべく駅に向かった。

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