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君とセカンドラブ
第12章 夫婦の営み、兄妹の営み
葵はワイシャツに付いた匂いの事を
誠一に問いただそうとはせずに
自分の胸の中に閉まっておこうと決意した。
そして何気なく振り返って「ひっ!」と小さな悲鳴をあげた。
「何を驚いてるんだよ」
夫の誠一が背後霊のように葵の後ろに突っ立っていた。
「だって…あなたリビングで座っているものだと思っていたから」
「おとなしく座って待っていられる筈ないじゃないか、一刻も早くお前を抱きたいんだよ」
もう逃げられないよとばかりに脱衣室のドアの前に立っているので葵はどうすることも出来ない。
「なあ…一緒に風呂に入ろうよ
久々に風呂で一発どうだい?」
誠一はそう言って衣服を脱いでゆく。
50代半ばにしては均整が取れて引き締まった上半身が露になる。
「ほら、どうした?ズボンとパンツを脱がせてくれよ」
誠一は葵の肩に手を置いて
しゃがみこめと言わんばかりに座らそうとする。
誠一の脳裏に昨夜のソープでの出来事が去来していた。
「いらっしゃいませ」と挨拶もそこそこに
ズボンとパンツを脱がすと
まだ洗ってもいないペニスを即フェラしてくれた星羅…
あの時の興奮が甦る。
そして今、妻の葵に星羅のように洗っていないペニスを口に含ませたいと誠一はウズウズしていた。