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君とセカンドラブ
第14章 招かざる客
「遼太さん、そさいるの?」
脱衣室とバスルームを隔てるガラス戸に影が写っていたのだろうか、遼太の存在をしられてしまった。
「う、うん…洗濯でもしようかなと思って…」
返事をしないわけにもいかずに
遼太は咄嗟に誤魔化そうとした。
「あのね、シャンプーがぎれでらの…
良ぇばいだだげねがしら?」
そういえばシャンプーが無くなりかけていたっけ…
予備のシャンプーボトルを手にして
浴室のドアの前に「はい、どうぞ。ここに置いておくね」と差し出した。
「ありがと」バンッと勢いよくドアが開いて星羅がシャンプーボトルを手にした。
「ちょ、ちょっと!!」
普通、男がそこを離れてから受けとるものだろ?
まるで、裸を見たければどうぞと言わんばかりに真っ白な肌を遼太に見せつけてきた。
いや、見られて不味いのは遼太の方だった。
何せ、星羅の下着を顔に押し当てて、
勃起しているペニスをシコシコしていたのだから。
「あ、ご、ごめんなさい」
慌てて下着を放り投げて脱衣室から逃げようとする遼太の腕を星羅が逃がさないわよとばかりに鷲掴む。
「ごしゃがねわよ…
若ぇんだんて仕方ねわよね?
んだ!一宿一飯の恩もあるし、
お風呂さ一緒さ入るべよ
体洗ってけるがら」
さあさ、服なんか脱いじゃってよと
手慣れた手つきで遼太の服をあっという間に脱がせてしまう。