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君とセカンドラブ
第19章 ひとつ屋根の下で
長い夏休みが終わり、二学期が始まっていた。
あれほどうるさかったセミの鳴き声もやんで
夜にはコオロギの涼やかな鳴き声も聞こえ始めていた。
「ただいま」
部活もせずに帰宅部の遼太は
帰宅するや否や
学生鞄を放り出して
夕飯の支度をする葵を背後から抱き締めた。
「あ~ん、ほらぁ…
夕飯の支度ができなくなっちゃう」
包丁を手にしていた葵は
怪我をしてはいけないと、
慌てて包丁を手放して遼太の愛撫に応えた。
ヒップを何度か撫で回した後、
おもむろにスカートを捲りあげて
背後にひざまずいて捲ったスカートの中に頭を突っ込んだ。
「こらこら、ダメだったらぁ
今日一日、買い物に出かけたりバタバタしていたから匂うからやめてよ」
「それがいいんじゃないか
この体臭が生きていることを実感させてくれるんだから」
パンストの上から遼太の指が
的確にアナルの位置を捉えてグリグリと掘ってくる。
「だぁめ!夜まで待ってよ
明日香が可愛そうでしょ
あの子、誠一さんが帰ってくるまでお預けなんだから」
「僕だっていつまでもこんなことは出来ないんだよ。来年になれば受験勉強をしなきゃいけないから葵とのセックスはお預けになるんだからね
だから、今のうちにタップリと可愛がってやろうと思ってさ」
ヒップの谷間に遼太の熱い吐息がかかる。
今夜はどんな風に虐めてもらえるのかしら…
サディスティックな遼太のために
今では数多くのSMグッズを買い求めていた。
「もう!帰ってくるなりセックスをしちゃうわけ!?」
トイレから出てきた明日香が葵のスカートの中に頭を突っ込む遼太の姿を見て呆れたように言い放った。
「ほら、明日香が羨ましく思うから夜まで待ってよ」
これ以上、匂いを嗅がれたら変な気分になっちゃうからと、葵はヒップの谷間を手で押さえて逃げようとする。