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君とセカンドラブ
第5章 溶け合う夜
「ほら、万歳しなよ
腋もちゃんと洗ってあげるから」
ボディのケアもちゃんとしているのか
葵の腋には黒ずみもなく
匂い立つような色気があった。
「くすぐったいわ」
直接、綺麗な腋を感じたくて
誠一は泡まみれのスポンジを放り投げて
直接に手のひらと指を葵の腋で遊ばせる。
「もういいってば」
誠一の手から逃げ出そうと
葵はクルリと背を向ける。
「じゃあ、君の一番大切な所を洗わせてもらおうかな」
腋から閉め出された誠一の手は
シャボンの滑りを借りて葵の背筋をツツーっと滑り降りて尻の割れ目に辿り着く。
「いいの、そこは自分で洗うから」
びしょびしょに濡れていることを誠一に悟られたくなかったけど、自分で洗うと言いながら葵の脚は誠一を受け入れるように微かに開いてゆく。
指先がゆっくりと尻の谷間を降りてくる。
指先がアナルの窪みを見つけて
そこを念入りにくるくると輪を描くように遊ばせてくる。
もしかして、あの黒人兵のひとりのように
誠一もアナル愛好者なのではないかと思うほど指先は念入りにアナルをほじくる。
「ねえ、そこばかりはイヤよ」
やめて!と抗うことも出来ずに
葵はやんわりと拒んだ。
「ごめん…そんなつもりはないんだけど
何だか、その先に進むのが勿体ないような気がして」
「こうして裸を見せているんだもん
もう、私の全てはあなたのものよ」
そう言ってあげてから
ふと、気づいて尋ねてみた。
「もしかして…
食卓に並んだおかずで一番好きなものを最後に食べる派?」
「よくわかったねえ。その通りだよ」
自分の考えがドンピシャだったので
思わず葵は吹き出してしまった。
「えっ?何?
好きなものを最後に食べるのがそんなに変かな?」
そっかぁ…そうなんだ…
私のアソコが好きなのね…
そう思うと無性に可笑しくて
クスクス笑いだし始めた。
その笑顔につられて、誠一も訳もわからずに同じようにアハハ…と笑った。