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君とセカンドラブ
第7章 四人での生活

まったく変な家族関係になっちまったなと
遼太は自分が出した提案にも関わらず、
生活が一変した居心地の悪さを実感していた。

共同生活が始まって三日目の夜のこと…
シンと静まり返った夜更けに
微かではあるけれど女性の艶かしい声が聞こえてきた。

どうやら、その声は階下の部屋から発せられているようだ。

『この家での初エッチか…
まあ、一緒に暮らし初めて三日間は何もせずに我慢してたんだから大したもんだ』

どれどれ、葵さんのあえぎ声をおかずに一発抜くか…

遼太はパジャマを着ない派なので
ラグの引いてある床に寝転ぶと床に耳を押し当てて、パンツを膝までずり下げた。

『お~!聞こえる、聞こえる!』

部屋で耳を澄ませているよりも
こうして寝転んで床に耳を押し当てるとよく聞こえて、まるで夫婦の営みを同じ部屋で聞いているようだった。

瞬く間に遼太のペニスがカチカチに勃起する。
ソレに手を添えて上下に激しくシコシコし始める。
遼太にしても久々のオナニーだった。

『あ~気持ちいい!
やっぱりネット動画で聞く女のあえぎ声と生のあえぎ声は違うよな』

興奮度は激しく
シコシコして間もないのに遼太に射精の前兆が訪れる。
急いでベッドの枕元に腕を伸ばしてティッシュボックスを手繰り寄せると、シュッ、シュッっと手慣れた手付きでティッシュを抜き取ってパンパンに膨れ上がった亀頭に被せた。

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