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君とセカンドラブ
第7章 四人での生活
「あ~!出る出る!!」
間もなく精液が尿道を激流を起こして噴出しようとするまさにその時。
コンコンとドアをノックする音がした。
そこまで出かかっていた精液が
再びキンタマに逆流して戻って行く。
何とも言えない不快感が襲ってくる。
「遼太さん…私です、明日香です」
そんなこと言わなくてもわかっている。
四人だけの居住者で
そのうち二人は階下の部屋で喘ぎまくっているのだから、部屋を訪問してくるのは残りの明日香だけだ。
「な、何?何か用かな?」
せっかく良いところだったのに邪魔するなと
少しだけ邪険に返事をしてしまう。
「少しだけ…お部屋にお邪魔していい?」
珍しいな…
あれほど互いのプライベートな空間には足を踏み入れないと宣言したにも関わらず、明日香から部屋に入れてくれだなんて…
「ちょ、ちょっと待って!」
遼太は亀頭に被せたティッシュを急いで丸めてゴミ箱に投げ捨ててパンツ姿を見られては不味いと短パンを履いた。
「いいよ」
部屋の灯りを煌々と点けると
何食わぬ顔をしてベッドに腰かけた。
「お邪魔します」
ドアを開けて明日香が姿を遼太に見せた。
この家に来てから学校の制服姿しかまともに見ていなかったので、ピンクのパジャマ姿の明日香が眩しい。