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食虫植物
第1章 優雅な1日
 濃いサングラスに阻まれてその目が怒りに燃えているのか戸惑いに泳いでいるのかはたまた恍惚に蕩けているのか。俺には判断が出来ないが何れにせよ大した問題ではない。
 陽子がどう思おうが俺はやりたいようにやるだけだ。
 ハードなスパンキングから1時間程しか経ってないないのに熱を帯び赤く腫れ上がっていた臀肉はすっかり冷たくなっていた。
 可哀想に。揉んで暖めてやろう。
 柔らかく大きな臀を撫で回し、揉みしだき、時に爪を立てる。
 「ご、御主人様、ダメです。ハアァ〜。」
 何が駄目なものか。拒絶する言葉とは裏腹に吐息は熱く弾んでいるじゃないか。
 この嘘つきめ。
 お仕置きにクリトリスに繋がってる金鎖の錘を引っ張る。
 それだけで歩みは止まり膝はガクガクと震える。軽く逝ったようだ。
 「真っ昼間の往来でイッタのか?」
 意地悪な囁きに頭を左右に振り否定するがそれが嘘なのは鎖を伝って俺の指を濡らす愛液が証明している。
 馬鹿な女だ。偽証罪は串刺しの刑だ。
 食指と中指を揃えた剣指を結ぶと金鎖をガイドに衝き上げる。
 「アァ〜〜〜!」
 指がドロドロに焼け蕩けた愛液を湛えた肉壺を掻き分けると手で押さえても抑えきれない嬌声が無人の街角に響く。
 「真っ昼間の往来でイッタのか?」
 同じ問を繰り返す。
 「は、はい。街中で御主人様にだらしなく大きなお尻や醜く膨らんだク、クリトリスや欲求不満で疼いていたオ、オマンコを弄って頂いて陽子は2回逝きました。」
 「最初から素直にそう言えばいいのに。まぁ俺も興が乗ってきたしな。続きはあそこでするか。」
 顎で示した場所を見て陽子の身体が強張る。
 47都道府県全てに出店し支店のない市は田舎のレッテルを貼られる世界的に有名なハンバーガーショップ「モスドナルド・霞の丘女子校前店」。
 そこが目的地だ。
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