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食虫植物
第4章 エピローグ
 それまで12年。
 長いな。
 そう思った途端愚息がビクリと反応する。
 「御主人様、失礼します。」
 響子が上着を脱がしている間に跪いた陽子の歯がファスナーのスライダーを噛み下に下ろす。下りきった時には遼子の手でベルトとフロントボタンが外されて全裸に剝かれる。
 見事な連携プレーだ。
 大きく開かれた陽子の口に亀頭が消え喉まで使った口淫が始まる。  
 目の真ん前には響子の顔。小さなベロが口内に滑り込み舌を求めて暴れまわる。
 臀朶が開かれ不浄の菊門に熱い息が掛かるとペロリとベロ全面を使って遼子に舐められちゅーっと吸われる。
 三人三様の舌技を満喫して告げる。
 「卒業祝いだ。ケツマンコに出してやる。アナルからザーメン滴らせながら卒業証書受け取って来い!」

 この家は食虫植物。
 俺のフェロモンに惹かれた雌達が集い欲望を貪る淫蕩の館。

     完
 
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