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食虫植物
第3章 禁断の丼
 朝7時半。
 駅のホームはサラリーマンや中高生で溢れている。
 職場学校に向かおうとする人々を横目で見ながら自販機の側で缶コーヒーをチビチビ飲む。今日の出で立ちは似合いもしない紺色のスーツ姿。なにしろ通勤ラッシュの中で中年男が普段着で居たら目立って仕方ないので最近吊るし売りの安物を購入したのだ。
 天井から下がっている時計を見る。
 うん。そろそろかな?
 階段に視線をやると丁度のタイミングで制服姿の女の子が降りてきた。
 彼女は何の躊躇いもなく真っ直ぐ歩み寄り俺の前に背を向けて止まる。
 缶に残ったコーヒーを一気に喉に流し込み缶をゴミ箱に投棄。
 「おはよう。」
 コーヒー臭い息を吹き掛けながら耳元に囁くと彼女は黙ったまま俯く。
 けたたましい金属音を立てて電車が入ってくる。今日も乗車率9割超えだ。
 下車客は殆どなくホームに屯った人間が押しくら饅頭よろしく車内に流れ込む。
 ドアが閉まりゆっくり電車が動き出す。
 眼の前の黒髪から漂う柑橘系のシャンプーの薫りを鼻から吸込みそっと手を下に伸ばす。
 手の甲に触れる少しごわつく制服のスカートの感触。
 更に手を進めると1月末の寒い時期にも関わらず晒された生足触れる。
 冷たいがスベスベで張りの有る若い肌を確かめる様にゆっくり掌を滑らせていく。
 スカートの中で手はすぐに終点に辿り着く。
 そこには本来有るべき布地がない。
 温かく柔らかく微かに湿り気を帯びた肉が直に触れる。
 朝の戯れでどうせ汚れるからとノーパンで来るようにと命じてある。
 「ハァ〜ン」
 蚊の鳴くような小さな、しかし熱く甘い声が漏れる。
 「良い娘だ。」
 耳朶に唇を這わす様に囁く俯いたまま後ろに手を伸ばしてくる。
 少女の小さな掌が握ったのは股間を弄る手首ではなくスラックスの中で窮屈そうにしている愚息だった。
 布越に竿の形を確かめる様に撫で回す度に少女の呼吸が荒く熱くなる。
 朝っぱらから仕方のない奴だ。
 処女を散らしてから僅か1ヶ月で立派な雌犬に成長したものだ。
 北叟笑みながら指でオマンコを開くと堰き止められていた愛液がトロリと零れ落ち指を汚す。
 食指と中指を揃えて膣に挿れる。
 潤滑液で満たされた肉壺は抵抗なく指を迎え入れると歓迎の意を表する様にキュッと締まる。
 
 

 
 
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