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生贄の 人妻
第6章 突然の電話
体を少し傾け 森の大きな体を抱き寄せて
「 何時でも 傍に居ますよ 」
優しい声を掛けていた
「 おっぱい 触っても良いか? 」
何時も尊大な男が 10代の童貞の男の子の様に
恐る恐る聞いて来るのを聞いて 笑みを溢し
バスローブを開くと 大きな手が乳房を覆い
唇が乳房を含んで 大きな胸を手が揉み続け
安心したように森が 寝息を発てはじめた
麻衣は乳房を森に預けたまま
静かに闇の中へと 心を落として行った
大きな森の声に 目を開け 起き上がると
窓の傍の椅子に腰かけて パソコンを開いて
森が叱責を飛ばすのが聞こえ
森は幾つもの 電話を掛けて 指示を命令を
朝から出し続け 麻衣は部屋に戻って
軽くシャワーで体を流し 化粧をして
森と朝食の席に着いた 珈琲を口にしている時
麻衣の目を見て
「 土曜日・・・ 」
麻衣が目を合わせると
「 来てくれるか? 」
怯えた目で聞いて来る森の目を見て
笑顔で
「 行きますよ 誠意ですから 」
麻衣が言うと 歪な顔に笑顔が浮かび
表情が変わって
「 昨日はありがとう 麻衣 今日は
一人で帰って欲しい 俺はこれから
幾つか回るから 」
麻衣がカップを置き
「 同行しなくても? 」
森が頷いて 小さく
「 ありがとう 」
言い残す様に呟き 席を立った