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生贄の 人妻
第7章  森部長
明かりを落として 天井の室内灯が
小さなオレンジの光りを 部屋の中
薄明かりを広げ

大きな体に 縋りつくように白い肌が
ベッドの上に 浮き上がっている
白い大きな胸が 森の肥満したお腹の上で
形を変え 麻衣は脂肪の付いた胸の上に頭を乗せ
目を閉じていた

荒い息を上げていた森の呼吸も静まり
麻衣の体を 抱いていた手に 力が入り
体を引き寄せて

「 初めて見た時から・・・  」

「 麻衣 !! 好きだ !! 」

頭に唇を当て 麻衣の裸の背に回した手に
力を入れ 強く抱きしめてくる

「 好きな 女を 人に抱かせるんですか? 」

麻衣は 大きな胸に回した手を動かして
顔を胸の上に 押し上げ 森の顔を見上げた
森は目を閉じて 独り言の様に 話を始めた

ーー 俺 こんな顏だろう ーーー

   21の時 初めて彼女が出来たんだ 俺が3年で
   彼女は 田舎から出て来たばかりの 1年生
   顔は・・・・まあ 普通だった・・・

   嬉しかったな あの時は 生まれて初めての彼女だったから
   流行りのカフェや 映画 海や神社 二人で出かけて
   俺の部屋で 勇気を振り絞って 口付けた時
   下を向いて 恥かしそうに 唇に指を当てた姿
   今でも思い出すな 俺の部屋へ来て キスするのが
   当たり前に成って来て おっぱい触った時 
   俺のあそこ 痛い位膨らんで ジーパンだったから
   気付かれない様 手を入れて直したな・・・
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