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生贄の 人妻
第17章 集う 妻達
「 奥さん達 満足させないか? 」
相馬が目に光を浮かべて 4人を見て
「 スワッピング・・・ 」
唇を少し嫌らしく歪め 小さな声で呟き
拓哉と井上に視線を送った
井上はジョッキを口に付けたまま 相馬を見て
ジョッキをテーブルに置き 相馬に視線を送り
目を伏せ 拓哉は グラスのビールを2杯飲んだ
頭で 相馬の言葉を聞いていた
「 弥生が・・・・・ 」
「 今日 久美子が弥生さん誘うと言ってたから
帰ったら 聞いてみて 」
相馬は ビールを飲み干して 店員に会計と
立ち上がり 4人の男が釣られて立ち上がり
「 和島さん 参加するでしょう ? 」
和島は 相馬の話を聞いて 自分には無関係と
笑っていた顔が 驚きに変わった
「 男 多い方がいいんですよ 久美子が
何かの錠剤 6錠持っていて 男を元気に
する薬だと 見せてくれて その時は
使おうと思うんで 和島さんも 」
躊躇していた 和島が頷き 紺野が
「 俺達夫婦もか ? 」
「 無理強いは しません 川田君も 奥さんを
満足させる事が出来るなら 参加しなくて
良いから 」
「 小枝子喜ぶだろうな 少し年食ってるけど
それで 良ければ 参加させて貰うよ 」
紺野が嬉しそうに 話して 店を皆で出た時
拓哉は 相馬に耳打ちした
「 麻衣が 参加すると言ったら 」
相馬は 黙って頷き
「 月曜に !! 」
改札へ消えていった