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生贄の 人妻
第17章  集う 妻達

広いリビングの3か所に立てられた
スタンドを点けただけの 空間は
ややもすると 薄暗く感じる 
拓哉達が階段を降り 人の動く気配に
目を向け白い肌が浮かび 緑の生地が見えて

「 ビールで良いですか? 」

弥生がキッチンから 3本を手渡して来た

「 紺野さんは? 」

和田が聞くと 相馬が笑い顔で 2階を顎で指して

「 弥生さん 和田さん達の処へ 久美子は紺野さんが
  降りてきたら 小枝子さんは 私と・・・ 」

小枝子は 相馬と部屋の隅に座り 井上と久美子は
ソファーに座って 2階から降りて来る 紺野達を待ち
和田と拓哉の間に座った 弥生は 和田の胸に寄り掛かり

「 宜しく ・・・ 」

隠微な声で言うと 抱えたビールを傾け 拓哉の膨らんでいる
肉茎をガウンの上から撫で 二人なんて・・・・
嬉しそうに呟いた 和田が 弥生の乳房に手を当て
耳元で 

「 何回してきたの ? ・・・ 」

「 ウフっ !! 」
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