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生贄の 人妻
第3章  森の部屋へ
鍵を開け 主の居ない部屋へ入ると 麻衣は掃除を始めた
5日の間に 部屋の隅に埃が溜まり ベッドのシーツも
麻衣が替えたままで ベッドの下も埃が目につく

シーツを取り換えようと 外した時に 
微かな 酸味の森の体臭が鼻孔を擽り
膣から 愛液が滲みだすのを感じて 
腰が微かに疼き 顔が赤く成る 
頭を振り シーツを交換して
麻衣は 各部屋を 丁寧に 掃除機をかけ 
森の部屋のドアを開けてみた
部屋の壁一面に 大きな本棚が 本棚の中に整理された
幾つものロムが並び 専門書や経済の本が 
綺麗に並んで 机の上に3枚のモニターと
キーボードが 置いて有る
麻衣は扉を閉めて キッチンを片付け ゴミを幾つかに分けて
マンションの地下に有る ゴミ捨て場に捨てて 
部屋に戻ると 紅茶を入れて ソファーに座り 
昼の光りが大きな窓から 差し込む部屋はゆっくりとした
午後の時間が 流れていた
リビングは TVボードの上に 大型のテレビを置き
絨毯を敷いた 20畳程の部屋は 大型のソファーが2脚と
2メートルほどの テーブルを置いただけのシンプルな部屋で
麻衣は 微かに香る紅茶を飲み 時間を持て余していた
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