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生贄の 人妻
第3章  森の部屋へ
目を開けた麻衣は 気怠い体を体を起こして 
森を探して辺りを見回し 体に掛けられていた
上掛けを畳んで ソファーに置き 
体の下に敷かれていた絨毯の上に敷いてある
ベージュの毛足の短いラグの上の 白い幾つものシミを見て 
深く息を吐き出した

今日だけで 2度も意識を手放し 森が掛けた上掛けの下で 深く眠り
麻衣を何度も 逝かせた森の姿が見えない ラグの上で放心したように
座っていると 扉の開く音が聞こえ 裸の森が股間を揺らしながら入ってきて

「 よく寝ていたな 」
笑い顔で麻衣を見て 

「 疲れたか? 」
歪な顔の中にある 大きな目が 優しく見つめて 聞いてきた
静かに頷き 立ち上がった時

「 飯は 来てるから 」

壁の時計を見て 思わず目を大きさせ もう一度時計を眺める
「 4時間も・・・・」

森が笑い顔で 
「 よく寝てたよ おかげで仕事は出来たけどな 」

ソファーに座って 麻衣を手招きして 抱き寄せ
たらこの様な唇を重ね 麻衣の舌を追い 
口腔内を蹂躙して 体を外して

「 座ってろ 」
汚い尻を見せ キッチンに消え レンジの中に何か放り込み
食器棚から 皿を出して 鍋を掛けるのが見えて 麻衣が立ち上がると

「 良いから 座ってろ 」
大きな腹を見せ 2枚のプレートをテーブルに乗せ
サラダを運んできて スープカップに コンソメスープを入れて
テーブルに乗せる ビールを口にして

「 食べよう 」

ナイフで大きなチキンの腿を切り 口に運んで 
サラダにフォークを入れて 次々と口の中へ消えていく 
起きたばかりの麻衣は サラダとスープを口にして
チキンを少し口入れて 紅茶を口にしていた
麻衣の食事を見ていた森が 

「 麻衣 白のワインを 」
冷蔵庫から持ってきたワインを 麻衣に飲ませ 
手酌でワインを飲みながら
テーブルの上の物を片付けていく
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