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生贄の 人妻
第3章  森の部屋へ
白いワインを飲んで 放心した顔で 森の食事を見ていた
麻衣の体を 血が巡り始めて 森が切ってくれた 
チキンを一切一切れと 口の中へ運んでいく

「 寝起きだったからな 」
大きな目が優しく見つめ 麻衣は顔を下げワインを口にしていた

「 明日も 7時には出るから 」
森がワインのグラスを傾け 麻衣を見て言う

「 何時も 7時に? 」
麻衣が聞くと 持っているグラスを 静かにテーブルに置いて頷き

「 今夜は 早く寝ようか 」
少し目に 笑いを浮かべ 麻衣を見て 裸の体をソファーの上に乗せ
手酌をした ワインを口に運び テーブルを片付け 
キッチンに運ぶ麻衣を見ていた
片付けを終えた麻衣を自分の横に座らせて 
裸の体に手を回して 新しいボトルを飲み始め
時折麻衣の舌を追いかけて 麻衣の乳房に手を回して愛撫しながら
静かに 時は流れ 10時を指すのを見たときに 
森は麻衣に風呂の用意をと命じてきた

森に抱かれ 大きな浴槽で体を伸ばしてゆっくりと湯につかり 
森は麻衣に体を洗うことは言わず
麻衣をゆっくりと 浴槽に浸からせ 麻衣の額に汗が浮かんだ時 
両の足の下に手を差し込んで 麻衣を抱き上げ 
麻衣が悲鳴を上げ森の首に手を回す
麻衣を抱いた森は 優しく麻衣をベッドに横にすると 
静かに麻衣の横に添い寝をして
首の下に手を入れて麻衣を抱き寄せ 己の体に麻衣を乗せて 
目を閉じていた

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