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The Bitch (ザ、ビッチ)
第6章 2024年3月14日木曜日
20
『2023年11月17日
偶然に高校時代に憧れていたY先生と♡♡できた』
『セフレ=ペットになれた』
『ビッケ=Bikkeの名前を貰った』
『僕は、オレは、Y先生の舐めイヌになりたい』
『2023年11月18日
ホテル帰りにY先生とブランチ♡』
『明日も約束できた♡』
『夢のようだ』
『2023年11月19日
イタリアンレストランで待ち合わせ』
『なんかあまりにも上手く行き過ぎて夢のようだ』
『Yさん大好き♡』
『年齢差なんて問題じゃない』
『大好き♡』
「ね、ねぇ、ちょっと待って」
わたしはここまで見てあまりにも恥ずかしくなってしまい、思わず彩ちゃんを止めた。
「えっ?」
「ね、ねぇ、これをずうっと見せるつもりなの?」
そうなのだ、始まりの、初めての出会いの夜からのツイートだけれど、この流れでは延々と…
そうこれではまるでビッケ、和哉のセックス日記みたいであったから。
「あ、いや」
「これが彩ちゃんの云う見せたいモノなの?」
「あ、すいません、違いますぅ…
ただいちおう、始めはこんな感じから…みたいなつもりでぇ」
「あ、うん、そ、そう」
「悠里さんに見せたいモノは、この後の、あ、そう、ちょうど年が明けた2024年1月1日以降からの…」
「え、う、うん…」
やっぱり…
お正月、それは『能登半島地震』の発生から、わたしの心が激しく揺らぎ、揺れた…
「ええと…あ、これ、これ…」
「あ、でもやっぱり見たくないかなぁ」
そう、その地震がきっかけでわたしの心境が確実に変化したのは間違いはなく…
そしてそれは確実に和哉、ビッケの動揺と不安を生み、揺らがらせたのは分かっていたし、和哉も当時の不安をハッキリとわたしに伝えてきていた。
だから…
そんな和哉、ビッケの不安、揺らぎの内容であろうそのツイートも今更見たく、知りたくはない。
「あ、はい、やっぱりそうですよねぇ…
じゃあ、ここからですね…
ここから…
実はわたしが何が何でも悠里さんに見せなくちゃって思ったのは、これを見て、読んだからなんですよ」
「えっ?」
何だろうか?…
オックンとの絡みの辺りの事なのか?…
それとも?…
「これを見ればぁ、ビッケちゃんの…」
何だろうか?…
そして彩ちゃんは画面を操作し、わたしに向けてきた。
『2023年11月17日
偶然に高校時代に憧れていたY先生と♡♡できた』
『セフレ=ペットになれた』
『ビッケ=Bikkeの名前を貰った』
『僕は、オレは、Y先生の舐めイヌになりたい』
『2023年11月18日
ホテル帰りにY先生とブランチ♡』
『明日も約束できた♡』
『夢のようだ』
『2023年11月19日
イタリアンレストランで待ち合わせ』
『なんかあまりにも上手く行き過ぎて夢のようだ』
『Yさん大好き♡』
『年齢差なんて問題じゃない』
『大好き♡』
「ね、ねぇ、ちょっと待って」
わたしはここまで見てあまりにも恥ずかしくなってしまい、思わず彩ちゃんを止めた。
「えっ?」
「ね、ねぇ、これをずうっと見せるつもりなの?」
そうなのだ、始まりの、初めての出会いの夜からのツイートだけれど、この流れでは延々と…
そうこれではまるでビッケ、和哉のセックス日記みたいであったから。
「あ、いや」
「これが彩ちゃんの云う見せたいモノなの?」
「あ、すいません、違いますぅ…
ただいちおう、始めはこんな感じから…みたいなつもりでぇ」
「あ、うん、そ、そう」
「悠里さんに見せたいモノは、この後の、あ、そう、ちょうど年が明けた2024年1月1日以降からの…」
「え、う、うん…」
やっぱり…
お正月、それは『能登半島地震』の発生から、わたしの心が激しく揺らぎ、揺れた…
「ええと…あ、これ、これ…」
「あ、でもやっぱり見たくないかなぁ」
そう、その地震がきっかけでわたしの心境が確実に変化したのは間違いはなく…
そしてそれは確実に和哉、ビッケの動揺と不安を生み、揺らがらせたのは分かっていたし、和哉も当時の不安をハッキリとわたしに伝えてきていた。
だから…
そんな和哉、ビッケの不安、揺らぎの内容であろうそのツイートも今更見たく、知りたくはない。
「あ、はい、やっぱりそうですよねぇ…
じゃあ、ここからですね…
ここから…
実はわたしが何が何でも悠里さんに見せなくちゃって思ったのは、これを見て、読んだからなんですよ」
「えっ?」
何だろうか?…
オックンとの絡みの辺りの事なのか?…
それとも?…
「これを見ればぁ、ビッケちゃんの…」
何だろうか?…
そして彩ちゃんは画面を操作し、わたしに向けてきた。