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The Bitch (ザ、ビッチ)
第2章 2024年2月17日土曜日
 11

「そんな、でも会えて嬉しいよ…」

 するとオックンは何気なく、そう、本当に何気なくなんだと思うのだが…

 カウンターの下のわたしの脚に、スカートに覆われているわたしの太腿に…

 自らの手を、ふと、置いたのだ。

 あっ…

 わたしはその何気なく太腿に置かれた手の感触に…

 そしてスカートの裏地のナイロン布地とストッキングの擦れた一瞬の感触に…

 ビクっ…
 と、小さく震え…

 ドキン…
 と、心が高鳴ってしまったのである。

 お酒の酔いのせいもあった…

 久しぶりの再会の感傷的な懐かしさの昂ぶりのせいもあった…

 そして、それは…

 ついこの前まで、愛おしくて堪らなかった筈の可愛いペットでお気に入りのセフレであり…

 実は大好きだった筈のビッケこと和哉くんに対して急激に冷めて、醒めてしまった…

 いや、醒めつつある自分の感情の想いの心の揺らぎ…

 ここ10年来の悪癖といえる悪性の動揺のせいもあったと思う。

 一気に心とカラダが、その何気なく太腿に置かれた手の感触により…

 昂ぶり…

 疼いてしまったのである。

「あ…ぁ、ぅ、うん…
 わ、わたしも…会えて…嬉しいわ…」

 ドキドキドキドキ…

 ウズウズウズウズ…

 心とカラダが一気に昂ぶり、疼いてきた。
 
 そしてわたしは、その太腿に置かれたオックンの手に…

 自らの手を重ね置き…

「ね、ねぇ…」

 ビッチ女の本能が…

 淫らなビッチ女の思考が…

 心とカラダを支配してきたのだ。






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