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The Bitch (ザ、ビッチ)
第2章 2024年2月17日土曜日
12
そしてわたしは、その太腿に置かれたオックンの手に自らの手を重ね置き…
「ね、ねぇ…」
ビッチ女の本能が…
淫らなビッチ女の思考が…
心とカラダを支配をし…
その思考が…
「わたしと……でしょう?」
そう、彼の耳元で囁かせたのだ。
「えっ?」
「ねぇ…
わたしと…
したいんでしょう?…」
「えっ?…」
そのわたしの囁いた言葉に彼は…
重ねた手の下のオックンの手が…
「え、あ…」
ビクンっと小さく震え…
わたしの顔を、驚いた様な目で見つめてくる。
「わたしと…
したい…
ヤリたいんでしょう?…」
わたしはもう一度囁いた。
「あ、え……」
わたしを見つめる彼の目が泳ぐ…
「………………」
それをわたしは黙って見つめ…
重ねた彼の手をギュッと握っていく。
「あ…、ぅ……」
どうやら思った通り…
彼は、オックンは…
こんな、いや、こういった男と女の情慾の場面には慣れて、いや、殆ど、ううん、全く経験が無いのだろうと思われる。
ふふ、昔と全然変わってないわ…
そう昔と…
あの頃と…
全く変わっていない、いや、同じだわ…
だから導いてあげなければ…
だってもう、わたしは…
わたしの心の火は…
火が点いてしまったから…
もう、この衝動が納まらないから…
「………………」
わたしは彼の手を握り、そして…
どうなの?…
と、いう想いを込めて無言で見つめていく。
最後は本人の口から誘われたいから…
それに…
この彼、高校時代の少しだけの…
少しだけどプラトニックな元彼に抱かれ…
少しでもこのビッチな…
不純な…
淫らな想いをホント少しでもいいから浄化したい…
そして…
彼に抱かれて、『ビッケ』こと和哉くんに対する想いをリセットしたいから…
「あ…ぁ…う、うん……」
「…………………………」
「ゆ、悠里と…
ゆりと…
や、ヤリ……たい……」
重ね、握っている彼の手が熱く感じてきていた…
そしてわたしは、その太腿に置かれたオックンの手に自らの手を重ね置き…
「ね、ねぇ…」
ビッチ女の本能が…
淫らなビッチ女の思考が…
心とカラダを支配をし…
その思考が…
「わたしと……でしょう?」
そう、彼の耳元で囁かせたのだ。
「えっ?」
「ねぇ…
わたしと…
したいんでしょう?…」
「えっ?…」
そのわたしの囁いた言葉に彼は…
重ねた手の下のオックンの手が…
「え、あ…」
ビクンっと小さく震え…
わたしの顔を、驚いた様な目で見つめてくる。
「わたしと…
したい…
ヤリたいんでしょう?…」
わたしはもう一度囁いた。
「あ、え……」
わたしを見つめる彼の目が泳ぐ…
「………………」
それをわたしは黙って見つめ…
重ねた彼の手をギュッと握っていく。
「あ…、ぅ……」
どうやら思った通り…
彼は、オックンは…
こんな、いや、こういった男と女の情慾の場面には慣れて、いや、殆ど、ううん、全く経験が無いのだろうと思われる。
ふふ、昔と全然変わってないわ…
そう昔と…
あの頃と…
全く変わっていない、いや、同じだわ…
だから導いてあげなければ…
だってもう、わたしは…
わたしの心の火は…
火が点いてしまったから…
もう、この衝動が納まらないから…
「………………」
わたしは彼の手を握り、そして…
どうなの?…
と、いう想いを込めて無言で見つめていく。
最後は本人の口から誘われたいから…
それに…
この彼、高校時代の少しだけの…
少しだけどプラトニックな元彼に抱かれ…
少しでもこのビッチな…
不純な…
淫らな想いをホント少しでもいいから浄化したい…
そして…
彼に抱かれて、『ビッケ』こと和哉くんに対する想いをリセットしたいから…
「あ…ぁ…う、うん……」
「…………………………」
「ゆ、悠里と…
ゆりと…
や、ヤリ……たい……」
重ね、握っている彼の手が熱く感じてきていた…