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The Bitch (ザ、ビッチ)
第2章 2024年2月17日土曜日
 21

「あ、ぁぁ、オックン…」
 
「ゆ、悠里ぃ…」

 彼は唇を貪りながら、わたしの胸元に手を運んできた…

 ようやく熱い夜が始まる。

「はぁ、ぁぁ…」

 わたしは彼の愛撫に身を任せていく…
 彼は唇を吸いながら、左手でゆっくりと胸元のブラウスのボタンを外し、右手を降ろし、スカートの上から腰周りを撫でてきた。

「はぁ、お、オックン…」
 緩やかな愛撫に身を預け、ゆっくりと心を震わせていく。

 あぁ、ここら辺は大人の愛撫だわ…

 若いビッケとは少し違うわ…

「はうん…」
 ブラウスのボタンを外し、ブラジャーの隙間に左手指先を指し入れて…
 爪先で乳首に触れてきた。

 わたしはブルっと小さく震えてしまう…

「ゆ、悠里ぃ」

「あ、あん、やん」
 そう、わたしは胸が小さいから、そんな乳房への愛撫は少し恥ずかしいのだ。

 ズキズキズキズキ…

 だけど、こんな穏やかで、緩やかな愛撫は好物であった。

 あぁ、オックンは当たりかも?…

 そして右手の指先がゆっくりとスカートの裾を手繰り寄せ、隙間に入っていくる。

「あ、ん、ぁぁん…」
 指先がストッキングの太腿に触れてきた。

 後は…

 そう、後は…

 このわたしのスカートの中の… 
 
 このストッキング脚の扱いが…

 わたしにとっては最終試験となる…

「は、はぁぁ…」
 ゆっくりと指先がストッキングの太腿を撫でながら、上ってくる。

 ズキズキズキズキ…

 疼きがどんどん昂ぶってきていた。

 そして…

「あ、あっ、あれっ?」

 指先がストッキングの股間に触れた瞬間に、彼は…

 そんな声を漏らしてきたのだ。



 
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