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The Bitch (ザ、ビッチ)
第2章 2024年2月17日土曜日
32
オックンの寝落ちのせいで中途半端にカラダに火を点けられて、不完全燃焼でモヤモヤしているせいよ…
わたしは必死に、そう、必死に…
自分自身に言い訳をする。
そう、言い訳だ…
だって…
本当の、本音の想いが、わたしの本音が分かってしまったから…
いや、その想いを認めたくなかったから。
そう必死に自問自答をし、逡巡していると…
ピンポーン…
「えっ?」
玄関のチャイムが鳴ったのだ。
え、まだ、電話で話してから、いや、電話を切ってからまだ五分と経ていない筈…
ピンポーン…
「え?…」
わたしはインターホンのモニターを゙チェックすると…
「あっ」
ビッケが写ってていた。
え、じ、じゃあさっきは、このマンションの下から電話を掛けてきたのか?…
この部屋の灯りが点いていたからか?…
ガチャ…
わたしは玄関を開ける。
「ゆ、悠里さんっ…」
「あんっ」
するとドアのロックを開けた瞬間に、ビッケが飛び込む様に入ってきて…
抱きついてきたのだ。
「あ、あ、ああんっ」
そして、キスをしてくる。
「ち、ちょ…あ、あん…」
そのキスはまるで、わたしの口を塞ぐかの様な…
わたしには何も喋らせない…と、いうような、激しいキスであった。
「は…ふ…うぅ…」
「あ、ゆ…あぁ…」
そしてそのキスは…
瞬く間にわたし力を抜いてしまう…
オックンの寝落ちのせいで中途半端にカラダに火を点けられて、不完全燃焼でモヤモヤしているせいよ…
わたしは必死に、そう、必死に…
自分自身に言い訳をする。
そう、言い訳だ…
だって…
本当の、本音の想いが、わたしの本音が分かってしまったから…
いや、その想いを認めたくなかったから。
そう必死に自問自答をし、逡巡していると…
ピンポーン…
「えっ?」
玄関のチャイムが鳴ったのだ。
え、まだ、電話で話してから、いや、電話を切ってからまだ五分と経ていない筈…
ピンポーン…
「え?…」
わたしはインターホンのモニターを゙チェックすると…
「あっ」
ビッケが写ってていた。
え、じ、じゃあさっきは、このマンションの下から電話を掛けてきたのか?…
この部屋の灯りが点いていたからか?…
ガチャ…
わたしは玄関を開ける。
「ゆ、悠里さんっ…」
「あんっ」
するとドアのロックを開けた瞬間に、ビッケが飛び込む様に入ってきて…
抱きついてきたのだ。
「あ、あ、ああんっ」
そして、キスをしてくる。
「ち、ちょ…あ、あん…」
そのキスはまるで、わたしの口を塞ぐかの様な…
わたしには何も喋らせない…と、いうような、激しいキスであった。
「は…ふ…うぅ…」
「あ、ゆ…あぁ…」
そしてそのキスは…
瞬く間にわたし力を抜いてしまう…