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The Bitch (ザ、ビッチ)
第4章 2024年2月19日月曜日…
8
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁぁ…」
わたしは激しい絶頂感の余韻に喘ぎながらベッドでぐったりとしていると…
「ね、ねぇ、ゆ、悠里さん…」
わたしを一気に攻め、突き上げ、共に果てて満足気な笑みを浮かべている和哉が…
「え?」
「さっき、僕のことを…
好き、愛してるって言ってくれましたよねぇ…」
と、言ってきたのである。
ドキンっ…
「えっ?」
ドキドキ…
その和哉の言葉にわたしは一気に…
「え、な、そ、それは…」
ドキドキドキ…
わたしは一気に高鳴り…
ドキドキドキドキ…
昂ぶってしまう。
「え、あ、い、いや、そ、それは…」
「言ってくれましたよねぇ」
まるで勝ち誇ったかの様な笑みを…
「あ、いや、そ、それは…」
「言って、いや、言いましたよねぇ」
そして満面に笑みを浮かべわたしを見つめてきた。
「い、いや、言って…ない…し…」
「いいや言いましたぁ」
「言って…ないし…」
「言いましたぁ」
そしてそう言いながら抱き締め、キスをしてくる。
「言いましたよね?」
「あ…う、うん…言った…かも…」
もうダメであった、完全に和哉に…
墜ちてしまったようであった。
「言いましたよね」
「う、うん…は、はい…」
ブー、ブー、ブー…
わたしが和哉を認め、抱き締められ、キスをしている後ろで…
ブー、ブー、ブー…
バッグの中でスマホが着信していた。
その着信はオックンからであった…
だが、もう彼は、いや、彼の存在はいらない。
もうどうでもいい…
ブー、ブー、ブー、ブー………
「うわぁっ、マジッすかぁ」
次の夜…
こんなわたしの話しを『バービッチ』の彩ちゃんが聞いて…
「うひゃぁ、ついにぃ、あのビッチな悠里さんがぁ…」
大爆笑をしてくる。
「ついにぃ、あのビッケくんにぃ、墜ちちゃったんですねぇ」
「ち、ちょっとぉ、もお…」
時刻は夜8時前、まだ開店して間もない時間だから、他のお客様は居ないのだが…
「声が大きいわよ、それに、そんなに笑わないでよぉ」
「あ、すいません、で、でもぉ、あのクソビッチの悠里さんがぁ…」
あの可愛いビッケくんに墜ちちゃうなんてぇ…
と、まるで涙を溢すかの勢いで笑顔で言ってくる。
いや、涙を溢していた…
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁぁ…」
わたしは激しい絶頂感の余韻に喘ぎながらベッドでぐったりとしていると…
「ね、ねぇ、ゆ、悠里さん…」
わたしを一気に攻め、突き上げ、共に果てて満足気な笑みを浮かべている和哉が…
「え?」
「さっき、僕のことを…
好き、愛してるって言ってくれましたよねぇ…」
と、言ってきたのである。
ドキンっ…
「えっ?」
ドキドキ…
その和哉の言葉にわたしは一気に…
「え、な、そ、それは…」
ドキドキドキ…
わたしは一気に高鳴り…
ドキドキドキドキ…
昂ぶってしまう。
「え、あ、い、いや、そ、それは…」
「言ってくれましたよねぇ」
まるで勝ち誇ったかの様な笑みを…
「あ、いや、そ、それは…」
「言って、いや、言いましたよねぇ」
そして満面に笑みを浮かべわたしを見つめてきた。
「い、いや、言って…ない…し…」
「いいや言いましたぁ」
「言って…ないし…」
「言いましたぁ」
そしてそう言いながら抱き締め、キスをしてくる。
「言いましたよね?」
「あ…う、うん…言った…かも…」
もうダメであった、完全に和哉に…
墜ちてしまったようであった。
「言いましたよね」
「う、うん…は、はい…」
ブー、ブー、ブー…
わたしが和哉を認め、抱き締められ、キスをしている後ろで…
ブー、ブー、ブー…
バッグの中でスマホが着信していた。
その着信はオックンからであった…
だが、もう彼は、いや、彼の存在はいらない。
もうどうでもいい…
ブー、ブー、ブー、ブー………
「うわぁっ、マジッすかぁ」
次の夜…
こんなわたしの話しを『バービッチ』の彩ちゃんが聞いて…
「うひゃぁ、ついにぃ、あのビッチな悠里さんがぁ…」
大爆笑をしてくる。
「ついにぃ、あのビッケくんにぃ、墜ちちゃったんですねぇ」
「ち、ちょっとぉ、もお…」
時刻は夜8時前、まだ開店して間もない時間だから、他のお客様は居ないのだが…
「声が大きいわよ、それに、そんなに笑わないでよぉ」
「あ、すいません、で、でもぉ、あのクソビッチの悠里さんがぁ…」
あの可愛いビッケくんに墜ちちゃうなんてぇ…
と、まるで涙を溢すかの勢いで笑顔で言ってくる。
いや、涙を溢していた…