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The Bitch (ザ、ビッチ)
第5章 2024年2月24日土曜日…
2
わたしは…
どうやらわたしは…
そんなペットでセフレであるはずの存在の和哉に…
恋を…
いや、愛して、愛し始めてしまっているようなのだ。
そしてそれを、そんな自分自身の想い、思いを素直に認めたくは無く…
ううん違う…
わたしはあの時から…
あの時から…
あの先の大震災でカレを亡くしてからは、その哀しみと衝撃の思いがトラウマとなって…
男を愛せない…
3ヶ月くらいで飽きてしまう…
そういう性癖、悪癖が出来てしまった…
いや違うのだ…
そう思い込んでいただけだった…のだと、分かってしまったのである。
また再び、いや、もう二度と愛する男を失う、亡くし、無くしたくはない…
ううん、もうそんな哀しい想い、思いはしたくは無い…
と、無意識に自分自身に思い込んでの悪癖だったと分かってしまったのだ。
それが生理になり、心とカラダが少し冷静になれ、そして唯一そんな話しが出来るバーの彩ちゃんとの会話により…
そしてまた、若くて熱い和哉からの愛の囁き的な連日なラインによって…
よくよく実感してしまったのである。
『もう悠里さんてばぁ…
素直に認めちゃいなよぉ、それが恋、恋心、愛情ってヤツなんだからぁ』
『いいんじゃないんですかぁ、若くたってぇ…』
『ヤリたいから、ヤラれたいから…
そんな感情は素直に受け入れちゃったらぁ』
『もうそんな大地震や大災害なんてぇ、簡単に起きませんからぁ』
『ましてやあのビッケちゃんは簡単にくたばりませんよぉ』
『いいじゃないですかぁ、また飽きたら男漁りすればぁ』
わたしは、そんな彩ちゃんとの会話と言葉に…
素直に自身の想いを…
そして和哉の存在感を受け入れる事に決めたのだ。
だけど…
だけど…
少しだけ素直になれ切れない自分の照れがあり…
こんな淫らな、裸で待つという行動を取る事にしたのである。
それに…
あくまでも和哉にはビッケという存在感でいて欲しいから…
あくまでも、わたしが上に…
一回り近く歳上の女であるから…
元教師であったから…
常に上位でいたい、いや、いなくてはならないから…
絶対にこの感情の想い、思いだけは言葉にしないと決めたのだ。
わたしは…
どうやらわたしは…
そんなペットでセフレであるはずの存在の和哉に…
恋を…
いや、愛して、愛し始めてしまっているようなのだ。
そしてそれを、そんな自分自身の想い、思いを素直に認めたくは無く…
ううん違う…
わたしはあの時から…
あの時から…
あの先の大震災でカレを亡くしてからは、その哀しみと衝撃の思いがトラウマとなって…
男を愛せない…
3ヶ月くらいで飽きてしまう…
そういう性癖、悪癖が出来てしまった…
いや違うのだ…
そう思い込んでいただけだった…のだと、分かってしまったのである。
また再び、いや、もう二度と愛する男を失う、亡くし、無くしたくはない…
ううん、もうそんな哀しい想い、思いはしたくは無い…
と、無意識に自分自身に思い込んでの悪癖だったと分かってしまったのだ。
それが生理になり、心とカラダが少し冷静になれ、そして唯一そんな話しが出来るバーの彩ちゃんとの会話により…
そしてまた、若くて熱い和哉からの愛の囁き的な連日なラインによって…
よくよく実感してしまったのである。
『もう悠里さんてばぁ…
素直に認めちゃいなよぉ、それが恋、恋心、愛情ってヤツなんだからぁ』
『いいんじゃないんですかぁ、若くたってぇ…』
『ヤリたいから、ヤラれたいから…
そんな感情は素直に受け入れちゃったらぁ』
『もうそんな大地震や大災害なんてぇ、簡単に起きませんからぁ』
『ましてやあのビッケちゃんは簡単にくたばりませんよぉ』
『いいじゃないですかぁ、また飽きたら男漁りすればぁ』
わたしは、そんな彩ちゃんとの会話と言葉に…
素直に自身の想いを…
そして和哉の存在感を受け入れる事に決めたのだ。
だけど…
だけど…
少しだけ素直になれ切れない自分の照れがあり…
こんな淫らな、裸で待つという行動を取る事にしたのである。
それに…
あくまでも和哉にはビッケという存在感でいて欲しいから…
あくまでも、わたしが上に…
一回り近く歳上の女であるから…
元教師であったから…
常に上位でいたい、いや、いなくてはならないから…
絶対にこの感情の想い、思いだけは言葉にしないと決めたのだ。