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The Bitch (ザ、ビッチ)
第5章 2024年2月24日土曜日…
 3

「さぁ、早く来てっ、ヤッてよ」
 
「あ、う、うん、は、はい」

 わたしは和哉の手を引き寄せ、ベッドへと導き、そして…
 やや呆然としている和哉の服を脱がしていく。

「うん、どうしたの?、ヤリたかったんでしょう?
 毎日、毎日『会いたい』『抱きたい』ってラインしてきたくせに」

「あ、は、はい」

「わたしも生理明けだから、疼いちゃってぇ…」

「あ、うん、はい」

「それともぉ、こんな淫らな感じはイヤなの?」
 わたしはそう言いながら和哉のジーンズを脱がしにかかる。

「え、いや、そんなことは…」

 ジー…
 そしてジッパーを下ろしていく。

「あら、あら、こんなに元気じゃないのぉ」 
 そう呟きながら、パンツ越しにビンビンに、いや、ギンギンに勃っている股間を撫で…
「よいしょっ」
 と、パンツとジーンズを一気に下ろす。

「あっ」
 すると…
 まるで、ブルンっ、と音が聞こえるかの様に和哉のキレイで固いチンポが勢いよく反り返る。

「うふ、さすが毎日、毎晩の様に、ヤリたい、ヤリたいってラインしてくるだけあるわね」
 
「え、そ、そんなヤリたいなんて…」

「ううん、あれはヤリたいってわたしに云ってるのと同じよ」
 さすがに和哉のラインの文章には、そんなストレートに『ヤリたい…』とは書いてはいなかったのだが…

「ふーん、そう、じゃあヤリたくは無いんだぁ」
 意地悪に、いや、意地悪な顔、声音をしてワザとそう言う。

「あっ、い、いや、う、ウソです、や、ヤリたい、ヤリたかったっす」
 和哉は慌ててそう言ってきた。

「うん、そうでしょう、よろしい…
 じゃ…」
 わたしはそう言うと…

「うん、よいしょっと」
 ジーンズとパンツだけを脱がされ、ベッドに仰向けに寝かされている和哉にそう呟きながら…

「んん、は、はぁぁ」
 跨ぎ、反り返っているチンポを掴み、そして自らに導き…
 挿入れたのだ。

「んんん、ぁ、はぁぁ」
 ゆっくりと腰を沈め、奥へ、奥深く、一番奥深くまで沈み込んでいく。

 ニュチュ、ヌチュチュ…
 濡れて湿った、淫靡な肉の摩擦の音が鳴り…

「あ、う…」

「あぁ、ん、うん、はぁぁ」

 ヌチャ、ニチャ、ヌチャ…
 ギ、ギ、ギシ、ギシ、ギシ…
 そして自ら、リズムよく、上下に、自ら動かしていった。

「あ、あ、あん、ああん…」


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