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The Bitch (ザ、ビッチ)
第6章 2024年3月14日木曜日
8
「うーん、少し心配っすぅ」
「あ…ん…」
するとそう囁き、心が蕩けてしまうようなキスをしてきた。
わたしは完全に和哉の意のままに踊らせられているのかもしれない…
ううん、いや、泳がさているのかもしれない。
そしてわたしはこの後日に…
その不惑な想いに揺れ、思い知らされてしまう事になる。
それは…
実はわたしは子供の頃から日記を書く習慣が今、現在も続いている。
そして今、いや、コレを書く時にはその日記を読み返しながら書いているのだが…
恥ずかしい…
「じゃ、帰ります」
「あ、うん…」
「本当に出張なんすからね」
「あ、うん、分かってるから」
「マジに出張っすから」
「うん、分かったからうるさいよ」
「あ、でもなんか心配で…」
「あぁ、もう、うるさいわ」
でも本当はうるさくはなかった…
「ちゃんと大人しくしていてくださいっすよ」
「もうっ、ホント、うるさいからっ、そもそも生理なんだからっ」
「あぁ、心配だぁ…
あ、帰ってくるのは17日っすから…
行くのは13日からっすから、また明後日にでも来ますからっ」
「うるさいわよ、もう、帰ってくるまで来なくていいからっ」
「うわ、いや、そんなこと言わないでくださいっすよぉ」
と、和哉は最後までそう呟きながら帰っていった。
どうせ、また、明日か明後日には来る筈だから…
「じゃぁねぇ」
と、わたしは心を読まれない様にと、強気、いや、強がってそう和哉を送り出した。
どうせまた…
と、そう気楽に思っていたのだ。
だが…
しかし…
その夜を最後に和哉は…
ラインも電話もなく…
出張出発予定日の13日の夜を迎えてしまったのだ。
その3日間、わたしの予想を裏切り、和哉は沈黙のままに…
多分、出張に出発してしまったみたいであったのだ。
そんなわたしは急に寂しく…
いや、寂しい…
そしてなぜラインも電話も…
音沙汰が無いんだ?…
なぜ?
「うーん、少し心配っすぅ」
「あ…ん…」
するとそう囁き、心が蕩けてしまうようなキスをしてきた。
わたしは完全に和哉の意のままに踊らせられているのかもしれない…
ううん、いや、泳がさているのかもしれない。
そしてわたしはこの後日に…
その不惑な想いに揺れ、思い知らされてしまう事になる。
それは…
実はわたしは子供の頃から日記を書く習慣が今、現在も続いている。
そして今、いや、コレを書く時にはその日記を読み返しながら書いているのだが…
恥ずかしい…
「じゃ、帰ります」
「あ、うん…」
「本当に出張なんすからね」
「あ、うん、分かってるから」
「マジに出張っすから」
「うん、分かったからうるさいよ」
「あ、でもなんか心配で…」
「あぁ、もう、うるさいわ」
でも本当はうるさくはなかった…
「ちゃんと大人しくしていてくださいっすよ」
「もうっ、ホント、うるさいからっ、そもそも生理なんだからっ」
「あぁ、心配だぁ…
あ、帰ってくるのは17日っすから…
行くのは13日からっすから、また明後日にでも来ますからっ」
「うるさいわよ、もう、帰ってくるまで来なくていいからっ」
「うわ、いや、そんなこと言わないでくださいっすよぉ」
と、和哉は最後までそう呟きながら帰っていった。
どうせ、また、明日か明後日には来る筈だから…
「じゃぁねぇ」
と、わたしは心を読まれない様にと、強気、いや、強がってそう和哉を送り出した。
どうせまた…
と、そう気楽に思っていたのだ。
だが…
しかし…
その夜を最後に和哉は…
ラインも電話もなく…
出張出発予定日の13日の夜を迎えてしまったのだ。
その3日間、わたしの予想を裏切り、和哉は沈黙のままに…
多分、出張に出発してしまったみたいであったのだ。
そんなわたしは急に寂しく…
いや、寂しい…
そしてなぜラインも電話も…
音沙汰が無いんだ?…
なぜ?