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ギャラクシー・ジャーニー 宇宙騎士キタリヴァン
第4章 第4話 宇宙騎士の愛情
「ジャニィさん、よかったら今日一緒にお風呂入りませんか? 僕、背中流しますよ」
「いいのか? 俺はありがたいが、お前は大人の男とは……」
「僕だってこれで36歳ですから。ジャニィさんの方が本当は年下でしょ?」
「まあそうだな。じゃあ背中を流して貰うとするか」
今日はナタリアさんが夕食を作る日で、僕は厨房に立つナタリアさんに見送られてジャニィさんと共に浴場に向かった。
脱衣所に入ったジャニィさんはさっさと服を脱いで脱衣カゴに放り込み、僕は初めて見る裸のジャニィさんの背中に目を奪われた。
筋骨隆々のたくましい背筋は真っ白ですべすべの肌に覆われていて、これはキタ族の特性であると分かっていても魅力的なルックスだと思った。
「他人に身体を洗って貰うのもいいもんだな、子供はいないが息子がいたらこんな感じなんだろうか」
「ジャニィさんが気持ちよければ何よりです。あの、ジャニィさんってナタリアさんと結婚されてるんですか?」
「ああ、戸籍上はな。キタ族の男は成人したらヒューマロイドを妻にするのが習わしなんだ。詳しい理由は興味があればナタリアに聞いてくれ」
やはりジャニィさんとナタリアさんは結婚していたと知り、僕は少し複雑な思いに囚われた。
しかし、戸籍上ということは今から僕がすることはぎりぎりで許容されるのかも知れない。
「いいのか? 俺はありがたいが、お前は大人の男とは……」
「僕だってこれで36歳ですから。ジャニィさんの方が本当は年下でしょ?」
「まあそうだな。じゃあ背中を流して貰うとするか」
今日はナタリアさんが夕食を作る日で、僕は厨房に立つナタリアさんに見送られてジャニィさんと共に浴場に向かった。
脱衣所に入ったジャニィさんはさっさと服を脱いで脱衣カゴに放り込み、僕は初めて見る裸のジャニィさんの背中に目を奪われた。
筋骨隆々のたくましい背筋は真っ白ですべすべの肌に覆われていて、これはキタ族の特性であると分かっていても魅力的なルックスだと思った。
「他人に身体を洗って貰うのもいいもんだな、子供はいないが息子がいたらこんな感じなんだろうか」
「ジャニィさんが気持ちよければ何よりです。あの、ジャニィさんってナタリアさんと結婚されてるんですか?」
「ああ、戸籍上はな。キタ族の男は成人したらヒューマロイドを妻にするのが習わしなんだ。詳しい理由は興味があればナタリアに聞いてくれ」
やはりジャニィさんとナタリアさんは結婚していたと知り、僕は少し複雑な思いに囚われた。
しかし、戸籍上ということは今から僕がすることはぎりぎりで許容されるのかも知れない。