この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ギャラクシー・ジャーニー 宇宙騎士キタリヴァン
第2章 第2話 ヒューマロイドの母性
 キタリヴァンは裸の僕をコクピットに乗せたまま巨人兵器カイゼルフォンを操作してミカロスの衛星城を焼き尽くし、任務を終えたことを確認するとカイゼルフォンを元の姿に戻し始めた。

 僕が意識を取り戻したのはカイゼルフォンが宇宙船の姿へと変形を始めたちょうどその時で、コクピット内は無重力といっても突然なくなった足場に僕は裸のまま宙に浮かぶ格好となった。

 先ほどまでコクピットであった空間は天井に取り込まれ、無重力の中で僕は背の高い男性に全身を抱きとめられた。

 これまで自分をいたぶってきた大人の男性の手つきを思い出して身構えてしまうが、その相手がコンバットスーツを解除した宇宙騎士キタリヴァンであるということはすぐに分かった。


 自分の腕の中で怯えた表情をしている僕に、キタリヴァンはあえて顔を見ることなく無重力の空間を泳いでいく。

 鋭い目つきに高い背丈、そして銀色の長髪は噂に聞いていた戦闘民族キタの特徴と一致している。

 その勇ましい容姿を無言で見上げていると、僕を両腕に抱いたキタリヴァンは重力下の部屋に続くドアを開いた。
/38ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ