この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ギャラクシー・ジャーニー 宇宙騎士キタリヴァン
第2章 第2話 ヒューマロイドの母性
ナタリアさんは脱衣所まで来ると裸の僕を床に立たせ、自分はおもむろにメイド服を脱ぎ始めた。
メイド服の下から現れた真っ白な下着に、僕は慌てて彼女に背を向ける。
「ナタリアさん、僕一人でお風呂に入れますから! そこまでして貰わなくても……」
「お気になさらず、ちゃんと水着を着ます。それに私はヒューマロイドですから」
「そうだったんですね。分かりました……」
今の宇宙ではアンドロイドとヒューマロイドは明確に区別されていて、人型だが機械の外見をしていて人間に使役されるだけの機械はアンドロイド、生身の人間とそっくりな姿をしていて人間に準ずる権利を認められている機械はヒューマロイドと呼ばれる。
ヒューマロイドは一定の条件のもとで生身の人間の伴侶となることも認められているから、ナタリアさんはキタリヴァンの妻なのかも知れない。
メイド服の下から現れた真っ白な下着に、僕は慌てて彼女に背を向ける。
「ナタリアさん、僕一人でお風呂に入れますから! そこまでして貰わなくても……」
「お気になさらず、ちゃんと水着を着ます。それに私はヒューマロイドですから」
「そうだったんですね。分かりました……」
今の宇宙ではアンドロイドとヒューマロイドは明確に区別されていて、人型だが機械の外見をしていて人間に使役されるだけの機械はアンドロイド、生身の人間とそっくりな姿をしていて人間に準ずる権利を認められている機械はヒューマロイドと呼ばれる。
ヒューマロイドは一定の条件のもとで生身の人間の伴侶となることも認められているから、ナタリアさんはキタリヴァンの妻なのかも知れない。