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淫獄地域枠 リコ先生は村のみんなのお嫁さん
第14章 第13話 山陰大学特撮研究会とリコ先生のヒーローショー(前編
 健康診断の終了後、アイカさんと一緒にマサツグさんの自家用車で診療所まで送って貰うと診療所では今日の外来を終えた四谷先生が帰り支度を始めていました。

 健康診断の報告をするついでに四谷先生とアイカさんに先ほどのことを話すと、四谷先生はうーんと唸りながら口を開きました。

「そうだねえ、僕も村の小さい女の子たちにプリミュアショーを見せてあげたい気はするけど流石にこの村まで来て貰う予算はね……いくら何でもチャリティーっていう訳にはいかないだろうし」
「私とリコ先生で衣装買えばプリミュアショーの真似事ぐらいはできそうですけど、そのコウタくんが見たいのは何とかレンジャーのショーなんですよね? 若い男性が何人か必要になりますし、衣装代も高くつきそうですよね」

 四谷先生とアイカさんもヒーローショーの実現可能性について割と真剣に考えてくれていましたが、少なくとも公式のヒーローショーをこの村で開催するというのは現実的ではなさそうでした。

「この村で若い男性というと、今月中旬から村長さんのお孫さんのタカヒロくんが中井戸村に帰省してくるらしいね。敷島先生もどうせ会いに行くだろうからその時に知り合いにツテがないか聞いてみたらどうかな? 部活の友達とか呼んでくれるんじゃない?」
「確かにタカヒロくんなら山陰大学の友達とか連れてきてくれそうです。往診のついでに聞いてみますね」

 山陰大学医学部医学科の地域奉仕枠の1年生として大学に通っているタカヒロくんはもうすぐ冬休みに入って帰省してくる予定で、私が自分から彼に会いに行くことを知っている四谷先生はタイミングの良い提案をしてくれました。

 タカヒロくんの話を聞いて露骨に不機嫌になっているアイカさんを後でどうなだめようかと考えつつ、私はタカヒロくんに久しぶりに会える日を楽しみにしていました。
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